シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 演習Ⅱ(財政学) | 2026 | 後期 | 月4 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 古市 将人 | フルイチ マサト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-204S
履修条件・関連科目等
同じ教員による「演習Ⅰ」を履修していることを前提としている。「財政学Ⅱ」を同時に履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本演習では、財政関連の研究論文を読み、実証分析を行うために必要な能力を参加者が修得することを目指す。計量分析、事例分析、制度分析など多様なアプローチを用いた論文の輪読およびディスカッションを通じて、研究課題と分析手法との関係についても検討する。演習Ⅱでは、修士論文執筆に必要な基本的な知識の修得に重点を置く。
科目目的
近年の財政研究に関する基本的理解を踏まえ、研究課題の設定や分析手法の選択に必要な能力を修得することが本科目の目的である。
到達目標
履修者が、財政関連の研究論文や書籍を読み解けるようになること。文献サーベイを踏まえて研究課題の設定や分析手法の選択を行い、財政をテーマとした研究を行うための基礎的能力および論文執筆に必要な知識を身につけること。以上の2点を目標とする。
授業計画と内容
第1回 財政に関する研究動向について
第2回 財政研究と分析手法(1):代表的な文献の確認
第3回 財政研究と分析手法(2):基本的な手法の確認
第4回 研究発表(1):リサーチクエスチョンと分析手法
第5回 日本の地方財政に関する論文輪読
第6回 財政調整制度に関する論文輪読
第7回 地方財政の分析手法
第8回 付加価値税に関する論文輪読
第9回 資産課税に関する論文輪読
第10回 税制の国際比較に関する論文輪読
第11回 研究発表(2):先行研究と分析手法
第12回 研究発表(3):資料・データと分析手法
第13回 研究発表(4):論文の構成について
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 60 | 演習内容の理解度を中心に評価します。 |
| 平常点 | 40 | 演習への参加と貢献を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
状況に応じて、オンラインツールを用いる場合がある。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定しません。
第1回目に文献リストを配布します。また、文献探索・入手方法も解説します。
適宜、トピックと関連した論文を紹介します。
参考文献は以下の通りです。
・浅妻章如『ホームラン・ボールを拾って売ったら二回課税されるのか』中央経済社、2020年。ISBN 978-4502331718
・井手英策・倉地真太郎・佐藤滋・古市将人・村松怜・茂住政一郎『財政社会学とは何か 危機の学から分析の学へ』有斐閣、2022年。ISBN 978-4-641-16612-7
・小西砂千夫『地方財政学 機能・制度・歴史』有斐閣、2022年。ISBN 978-4-641-16594-6
・篠原正博編著『テキストブック租税論[改訂版]』創成社、2025年。ISBN 978-4-7944-3260-5
・鶴田廣巳『グローバル時代の法人課税と金融課税』有斐閣、2023年。ISBN 978-4-641-16624-0
・宮本憲一・鶴田廣巳・諸富徹編『現代租税の理論と思想』有斐閣、2014年。ISBN 978-4-641-16424-6
また、再分配や社会保障の実証研究に関心のある人は、『経済セミナー』(日本評論社)の連載、安藤道人「社会保障のこれまでとこれから 福祉国家と実証経済学の視点」(2024年4・5月号から)を読むことをすすめます。