シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アーカイブズ学研究B | 2026 | 後期 | 月5 | 文学研究科博士課程前期課程 | 下重 直樹 | シモジュウ ナオキ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-PL5-107L
履修条件・関連科目等
「アーカイブズ学研究A」をあわせて履修することが望ましい。
文献講読には英語のテキストを使用するので一定の英文読解能力を必要とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
講義、文献講読、研究発表を組み合わせて授業を進めます。文献講読では、主として公文書(館)を素材としてアーカイブズ学に関する主要なテーマを取り上げ、履修者がそれぞれに文献を担当し、その講読と討論によって当該テーマに関わる基本的な理論や実務を理解します。講義では教員による一方的な講述のみならず、グループワーク等も取り入れたいと考えています。さらに学んだ知識をもとに研究発表の機会を設け、履修者各自の関心に基づきながらテーマを設定し、当該テーマに関する研究史や論点の整理、アーカイブズ理論・実務の動向等について発表と討論をおこないます。
科目目的
アーカイブズ学は、歴史学とは異なる固有の学問領域です。しかし、歴史学と密接な関係を有するものであり、この授業が日本史学専攻のカリキュラムに組まれていることからも分かるように、アーカイブズ学への理解を深めることは、それ自体も意義深いことですが、アーカイブズ学の知識をそれぞれの歴史研究に活用するための方法論を学ぶことにもつながります。
あわせて、この授業は本学大学院のアーキビスト養成プログラムの科目としても設定されていますので、今日までのアーカイブズ学研究の成果やアーカイブズにおける様々な実務を理解することで、アーキビストとして必要な素養を身に付けることを目的とします。
到達目標
文献講読、講義、研究発表を通して、アーカイブズ学の理論と方法の基礎を修得することを目標とします。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス:授業の進め方について
第2回 アーキビストの職務に必要とされる技能とは何か①
第3回 アーキビストの職務に必要とされる技能とは何か②
第4回 諸外国におけるアーカイブズ制度:評価選別を中心に①
第5回 諸外国におけるアーカイブズ制度:評価選別を中心に②
第6回 諸外国におけるアーカイブズ制度:評価選別を中心に③
第7回 諸外国におけるアーカイブズ制度:評価選別を中心に④
第8回 デジタルアーカイブズ・システムをめぐる動向①
第9回 デジタルアーカイブズ・システムをめぐる動向②
第10回 アーキビストの使命と倫理①
第11回 アーキビストの使命と倫理②
第12回 研究発表と討議①
第13回 研究発表と討議②
第14回 研究発表と討議③
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
文献講読においては、取り上げるテキストを事前に読んでおくことが必須です。また、各回の講義等で学んだ内容について、レジュメで示された参考文献等にもあたって復習することも重要です。その作業を通して、アーカイブズへの理解をさらに深めてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 50 | 積極的な発言や課題への取り組み等、授業への参加・貢献度を評価します。 |
| その他 | 50 | 文献講読・研究発表において、適切に内容がまとめられ、質疑応答に対処できているかどうかを中心に評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国立公文書館や内閣府(公文書管理法令所管部門)に勤務(2009年4月~2017年3月)、制度の構築や運用、アーカイブズ資料の保存とアクセスの実務に携わった経験を有しています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
アーカイブズ学の理論や方法が、公文書館の現場においてどのように受容され、また実践されているかを、これまでの経験をふまえつつ講述したいと思います。
テキスト・参考文献等
文献講読のテキストはJackie Bettington eds. Keeping Archives, Australian Society of Archivists, 2008年を使用します。
講義・研究発表ではレジュメを配布します。
参考文献はそのつど紹介します。
その他特記事項
文献講読には英語のテキストを用います。
アーカイブズ学に関連する学会や研究会に積極的に参加してください。