シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 西洋近代哲学研究ⅡB | 2026 | 後期 | 金2 | 文学研究科博士課程前期課程 | 寺本 剛 | テラモト ツヨシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-WP5-112L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
授業ではイマヌエル・カントの『純粋理性批判』の「超越論的弁証論」を読解し、批判的検討を加えていきます。授業においてはテキストの講読が中心になります。受講者がそれぞれテキストの特定部分をあらかじめ担当しておき、その部分の読解をおこないます。そして、その読解にたいしてそれが適切であるか、その正確な意味がなにかをみんなで討論しあいます。その上で、内容についての批判的検討を行います。
科目目的
哲学のテキストを正確に読解する基本的能力を養うことが第一の目標です。イマヌエル・カントの『純粋理性批判』(Kritik der reinen Vernunft)の「超越論的弁証論」(Die transzendentale Dialektik)の読解を通じて、カントのアンチノミー論について理解を深め、理性の限界について哲学的に考察する能力を養うことを目指します。
到達目標
ドイツ語の哲学的テクストは、もともと抽象度の高いドイツ語の表現力を発揮して書かれたものが多く、翻訳によってはなかなか掴めない部分も多々現れます。そこで本講では、哲学のドイツ語の習熟に資することを基本的な目的とします。テクストの読解を通じて、哲学的思考を自ら展開する能力を身に着けることを目指します。その上で、専門的な文献について批判的に分析する能力と、自らの立場や考え方を適切な言葉で表現する能力を養うことが目標となります。
授業計画と内容
1. テクストの概説と読解前の前提認識の共有
2. Die Antinomie der reinen Vernunft
3. System der kosmologischen Ideen
4. Antithetik der reinen Vernunft
5. Erster Widerstreit der transzendentalen Ideen
6. Zweiter Widerstreit der transzendentalen Idee
7. Dritter Widerstreit der transzendentalen Ideen
8. Vierter Widerstreit der transzendentalen Ideen
9. Von dem Interesse der Vernunft bei diesem ihrem Widerstreite
10. Von den transzendentalen Aufgaben der reinen Vernunft, insofern sie schlechterdings müssen aufgelöset werden können
11. Skeptische Vorstellung der kosmologischen Fragen durch alle vier transzendentalen Ideen
12. Der transzendentale Idealism als der Schlüssel zu Auflösung der kosmologischen Dialektik
13. Kritische Entscheidung des kosmologischen Streits der Vernunft mit sich selbst
14. 全体討論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | その都度おこなわれるプレゼンテーションの的確性(60%)、テキスト読解のための下準備の十分さ(20%)、討論参加への積極性(20%)にもとづいて成績を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:Kritik der reinen Vernunft
著者: Immanuel Kant
出版社: Meiner Felix Verlag GmbH
出版年:1998
ISBN-10 : 3787313192
ISBN-13 : 978-3787313198
テキストは、他の出版社のものでも問題ありません。原書を購入するのが理想ですが、コピーも配布します。