シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日本思想研究ⅠA | 2026 | 前期 | 月1 | 文学研究科博士課程前期課程 | 大川 真 | オオカワ マコト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LG-PE5-101L
履修条件・関連科目等
指定された研究書を事前に読みこむことが必須条件です。また日本倫理思想研究ⅠBを履修することを希望します。学部生、他専攻、他研究科の院生の参加も大歓迎です。単位認定されるかどうかは所属学部、研究科の事務室で事前に確認しておいてください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
20世紀後半を代表する政治思想史家・政治理論家で、「恐怖のリベラリズム(liberalism of fear)」の提唱者として知られるジュディス・シュクラー(Judith N. Shklar, 1928–1992)の思想を扱います。「恐怖のリベラリズム」とは、「善の実現」や「徳の涵養」を目的とするものではなく、国家権力による〈残虐行為・恐怖・迫害〉を防ぐことを最優先課題とするリベラリズムを指します。この授業ではシュクラーの代表作 The Faces of Injustice(1990)を輪読します。
科目目的
シュクラーの正義論を学ぶことで、理想的制度、公正な原理、合理的合意という抽象的な理想ではなく、現実の被害経験から社会を考える視点を養うことを目的とします。また「不運」とは異なる「不正義」の観点から、正義論を組み立てることを学ぶことを目的とします。
到達目標
ジョン・ロールズ以降の正義論の有力な論者としてのシュクラーの立ち位置を正確に理解することを目標とします。またアリストテレスやモンテスキューなどシュクラーが引用する哲学者や思想家について、引用の意図やその背景を理解することを目標します。
授業計画と内容
第1回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』はじめに
第2回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第1章前半部
第3回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第1章中間部
第4回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第1章後半部
第5回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第1章関連論文
第6回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第2章前半部
第7回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第2章中間部
第8回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第2章後半部
第9回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第2章関連論文
第10回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第3章前半部
第11回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第3章中間部
第12回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第3章後半部
第13回 ジュディス・シュクラー『不正義とは何か』第3章関連論文
第14回 受講生による全体討議
※進度により上記の予定が変更になる場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 毎回の授業での発表、質疑応答 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
パソコンの使用が望ましい。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
ジュディス・シュクラー著、川上洋平ほか訳『不正義とは何か』(岩波書店、2023年)
※以上のテキストについては必要部分をコピーPDFにて受講生にお送りします。
その他特記事項
受講を希望する人は、開講前に下記の大川のメールアドレスまで必ずご連絡ください。
okawa.17e@g.chuo-u.ac.jp