中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:特殊講義(障害者の雇用政策とインクルージョン)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
特殊講義(障害者の雇用政策とインクルージョン) 2026 前期 月4 総合政策学部 山田 雅穂 ヤマダ ミホ 1年次配当 2

科目ナンバー

PS-IF1-0004

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【授業概要】
本授業では、ダイバーシティの中でもとりわけ取り組みが遅れ、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion and Belonging)の議論から取り残されている障害者雇用に、「経営倫理とCSRの視点」から焦点を当てることで、障害がダイバーシティとして生かされることを学ぶ。また、障害の特性に応じた工夫である「合理的配慮」によって、障害が強みとなり「戦力」になることを学ぶ。さらに、障害者雇用における以上の方策が、女性、LGBT、がん患者の方々にも有効であり、応用展開が可能であることを学ぶ。そして以上から、障害者を含めたあらゆる多様な人を生かし、包摂するための「真のDEIB」の在り方を学ぶ。

科目目的

本科目の目的は、次の3点である。

①本講義では、ダイバーシティ(多様性)としての障害を生かし、障害があっても共に働けるインクルーシブな企業や社会を構築するにはどのような方策や視点が必要かを、障害者雇用政策、福祉政策、CSR(企業の社会的責任)を含めた経営倫理学、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion and Belonging)の多様な学問分野の知見を用いて学ぶことを目的とする。

②障害者の多様な「障害」を生かし、包摂(include)できる雇用は、障害者だけでなく女性、LGBTやがん患者の方々にも役に立つことを、学ぶ。

③障害者を含めた「包括的なDEIB」は、日本だけのテーマではなく、重要なGlobal issueであることを理解する。

到達目標

上記の本科目の目的を踏まえた上での到達目標は、次の5点である(本科目のテキスト(山田2025)の内容と同様である)。

①障害を持つ可能性は誰にでもあるという点で、障害の有無に関係なく働けるインクルーシブな企業・社会の構築は、社会全体および自分の身近な課題であるという視点を理解する。

②合理的配慮(障害への配慮)があれば、障害があっても大切な戦力となり、同じ働くメンバーとなることを理解し、そのための具体的な方法を知る。

②障害を含めたダイバーシティについて、社会的背景や実態を踏まえた上で根本的に理解し、説明できる。

④障害者を含めたDEIBの基礎にある、「経営倫理とCSR」とは何かについて理解し、説明できる。

⑤DEIBと経営倫理およびCSRの関連性について理解した上で、現実の企業、職場や日常生活で実践し課題解決に資する力を身につける。

授業計画と内容

本科目のテキスト(山田(2025))に沿って進める(各回の最後の【 】内は、該当するテキストの章)。

第1回  オリエンテーション授業(障害者雇用およびDEIBとは何か(概要)、受講の際の心構え)
第2回  これからの日本での「障害者を含めた真のDEIB」の重要性【序章】
第3回  DEIBとは何かーDEIBにおける障害者雇用の動向と実態【第1章】
第4回  日本の障害者雇用政策と企業の取り組み【第2章】
第5回  国連「障碍者権利条約」と合理的配慮【第3章】
第6回  経営倫理とは何か、CSR(企業の社会的責任)とは何か
    (1)英語と日本語のtext bookから学ぶ【第4章】
第7回  経営倫理とは何か、CSR(企業の社会的責任)とは何か
    (2)CSRとサステナビリティ【第4章】
第8回  「本業を通じて果たすCSR」としての障害者雇用とは【第5章】
第9回  ダイバーシティにおける経営倫理の役割と障害者雇用【第6章】
第10回 日本企業の障害者雇用施策とDEIB施策の共通性および具体的な施策
    (1)女性活躍推進【第7章】
第11回  同上:(2)LGBTとダイバーシティ【第7章】
第12回  同上:(3)がん患者の治療と仕事の両立支援と障害者雇用施策との共通性【第7章】
第13回 CSRと「Equityとしての合理的配慮」による包括的なDEIB施策【第8章】
第14回 総括:障害者を含めた「真のDEIB」と包括的なDEIB施策のために

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・【必須事項】授業の前に、必ず本科目のテキスト(山田2025)の該当する章を読んでくること。毎回、それを前提に授業を進める。授業で必要なデータ、資料等についてもテキストにすべて掲載および紹介しているので、履修者は必ずテキストを読むこと。
・テキスト以外にも、事前あるいは授業中、またはmanabaで指示した論文・文献・資料等も必ず読んだ上で出席すること。
・授業の最後に提示する課題に必ず取り組み、復習も行うこと。
・テキストおよび授業で使用したレジュメ・資料等以外に、各自授業のテーマに関する論文・文献・資料や事例等を自分で収集し、学習しておくこと。それらを有効に活用して、授業への出席とレポート作成に臨むこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 60 ・レポートとして求められる様式や字数を満たしていること
・本授業のテキストに加え、本、論文、報告書、データなどをきちんと自分で調べ、読んだ上で執筆すること(ネット上の「学術資料以外のもの(著者が不明なサイトなど)のみの引用」は不可)
・授業以外に自分で収集し学修した学術文献(本、論文等)、データや報告書などの資料、蓄積した事例等も用いていること
・授業で学修した内容を生かし、自らの考察に基づいて論理を展開できているかどうか
平常点 40 ・授業への出席数
・リアクションペーパーの提出(不定期に実施)
・授業への参加姿勢(積極的な意見の表明、他の履修生との相互尊重や多様性の尊重に基づいたディスカッションへの積極的な参加、授業全体への貢献など)

成績評価の方法・基準(備考)

【評価の前提条件】
・出席率が70%に満たない場合、レポート課題を提出しない場合は、E判定とします。
・成績評価は、平常点とレポート(期末)を総合的に評価して判定します。よって、例えば「授業への出席およびリアクションペーパーの提出のみ」または「レポートの提出のみ」だけでは成績評価はされず、単位が認定されません。授業への出席もレポートも、両方努力して下さい。





課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

・授業に関する質問などは、授業時間内のほか、manabaの個別指導コレクションでも受け付けます。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

・本授業は、オンラインによるライブの双方向型授業である。
・出席は、manabaのresponを使用して確認する。
・双方向授業中にはチャット機能も用いて、履修生の意見や質問に随時答えたり対話しているほか、授業中にネット環境等の不具合でアクセスができない場合や、マイクが使えない場合でも出席が可能になるよう、チャット機能、manabaなど複数の手段を利用している。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト(必須)】
山田雅穂(2025)「DEIBにおける経営倫理とCSRの役割-障害者雇用と女性、LGBT、がん患者の方々に焦点を当てて」文眞堂

【参考文献】
上記のテキストの他に、毎回の授業で、manabaにアップするレジュメ、文献や資料等に基づいて講義を進める。またオンラインでアクセスできる論文、研究報告書などの資料、各省庁等のデータや報告書をより多く紹介し、それらを使って履修生がスムーズに学修を進められるようにしている。

1. 日本経営倫理学会編(2023)『経営倫理入門ーサステナビリティ経営をめざして』文眞堂
2.水谷雅一(1988)『経営倫理学のすすめ』丸善株式会社
※電子書籍で購入可能(大学生協 VarsityWave eBooks)
   https://coop-ebook.jp/mem?book=4240
3. 松本恒雄監修・田中宏司著(2005)『CSR入門講座第1巻 CSRの基礎知識』
    日本規格協会
4. Crane, Andrew, Dirk Matten, Sarah Glozer, and Laura Spence. 2019. Business Ethics Fifth
Edition. Oxford: Oxford University Press.
5. 日本職業リハビリテーション学会編(2012)『職業リハビリテーションの基礎と実践
―障害のある人の就労支援のために』中央法規出版株式会社
6. 佐藤久夫・小澤 温(2016)『障害者福祉の世界〔第5版〕』有斐閣

その他特記事項

・授業への出席は、皆勤を原則とします。初回は履修上の注意事項を説明するので、初回も必ず出席すること。

この科目はライブ型オンライン授業として実施します。

参考URL

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