シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融特論(決済機構) | 2026 | 春学期複数 | 月2,木4 | 商学部 | 藤木 裕 | フジキ ヒロシ | 3・4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-FN3-24XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業科目一覧には掲載がありませんが、2019年度以前入学生も履修可能です。修得した単位は「商学部分野別専門科目 金融系」に算入します。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
金融特論(決済機構)の授業は4部構成で、決済システムについて説明する。
第1部では、決済の基本概念と伝統的な銀行中心の決済制度を説明する。
第2部では、内外のキャッシュレス支払手段を説明する。
第3-4部では近年の金融技術革新(フィンテック)の事例を紹介していく。
第3部では、フィンテック、ブロックチェーン、暗号資産について説明する。
第4部では、経済のデジタル化と将来の金融サービスについて、分散型金融、中央銀行デジタル通貨、ステーブルコイン、トークン化預金を中心に説明する。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の金融学科3・4年次の専門選択必修科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が金融に対する認識を深めるとともに、決済システムに対する基礎的な知識を習得することを目的としています。科目の目的は、卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち、「企業などの財務活動や資産運用、金融機関の活動、それを支える金融の仕組みなど、経済活動において必要となる、金融の理論や実務を修得する」です。
到達目標
講義を通して、学生が身の回りの支払手段の特徴を理解し、どのように利用するか考察できる力を養う。学生が関心のある金融以外のビジネスにおいて、デジタル化された金融サービスをどのように組み込めば顧客満足度が上がるかを考察できる力を養う。
授業計画と内容
各回の授業計画は以下の通りです。
経済情勢の変化により随時変更の可能性があります。
第一部 伝統的決済システム
1.決済の役割
2.預金による決済システム
3.金融商品の機能と決済
4.外国為替決済
5.グローバルな最後の貸し手
第二部 キャッシュレス支払
6.キャッシュレス支払総論
7.クレジットカードとその他の後払い
8.口座振替、デビットカード、電子マネー
9 コード決済、スマホ決済
10.伝統的決済システムへの影響
11. エンベデッドファイナンス
12. 世界のキャッシュレス支払
13.第一部と第二部についての補論
14.全体総括(第一部・第二部)
第三部 フィンテックと暗号資産
15.情報通信技術と決済システム
16.フィンテック
17.ブロックチェーン
18.ビットコイン
19.暗号資産規制
20 .ステーブルコイン
21.小括:フィンテックと暗号資産
第四部 経済のデジタル化と将来の金融サービス
22.分散型金融
23.分散型金融規制
24.中央銀行デジタル通貨(CBDC)
25.日本のCBDC、ステーブルコイン、トークン化預金
26.経済のデジタル化と将来の金融サービス
27.小括:経済のデジタル化と将来の金融サービス
28. 全体総括(第三部、第四部)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
マネー&ファイナンス入門の履修があることが望ましい。履修していない受講者は、シラバスにある藤木裕「入門テキスト 金融の基礎(第二版、2022年)」の該当箇所を予習して臨むこと。該当箇所は以下の通り。
2回 藤木(10章)を要予習
3回 藤木(1章、15章、17章)を要予習
4回 藤木(21章)を要予習
5回 藤木(22章1-2)を要予習
6~10回、16~19回 藤木(9章、13章、14章)を要予習
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 50 | 身の回りの支払手段の特徴を理解し、どのように利用するか考察できる力を評価します。デジタル化された金融サービスを顧客満足度向上のためにどのようにビジネスに組み込むか、学生の到達した理解について評価します(一部と二部が試験範囲)。 |
| 期末試験(到達度確認) | 20 | 身の回りの支払手段の特徴を理解し、どのように利用するか考察できる力を評価します。デジタル化された金融サービスを顧客満足度向上のためにどのようにビジネスに組み込むか、学生の到達した理解について評価します(三部と四部が中心だが、全部が試験範囲)。 |
| 平常点 | 30 | 講義の理解度に関する小テストや講義内容を改善するためのアンケートを随時実施。小テストの総合成績とアンケートへの協力状況に応じて平常点加算 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書はありません。
全体を通して有益な参考書は以下です。
アビームコンサルティング 編著
キャッシュレス決済ビジネスハンドブック
2024年
中央経済社
ISBN:978-4-502-49621-9
各回の内容に関する参考書は授業で随時指示します。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし
金融業以外からの金融サービス参入の影響が大きなテーマなので、金融学科以外の学生の参加も歓迎する。