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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:政治史特講1(A)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
政治史特講1(A) 2025 前期 水3 法学研究科博士課程前期課程 古賀 光生 コガ ミツオ 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-PS5-709L

履修条件・関連科目等

授業の構成上、政治史演習と並行して履修することを強くお勧めいたします。やむをえず、特講のみを履修することを希望する学生は、事前に申し出てください。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

コミュニケーションは日本語で行います。必要に応じて英語の文献を読みます。

授業の概要

この特講は、政治史演習と一体で運用されます。まず、特講で西洋政治史の優れた先行研究を内在的に理解するための前提を学習し、演習で具体的な先行研究を学びます。本年度は、20世紀のヨーロッパ政治史を体系的に検討します。

講義に参加する学生は、事前に課題となっている文献を読んだうえで、疑問点を明確にして講義に出席してください。そのうえで、講義の冒頭で論点を整理したうえで、課題図書の内容理解がが十分であるのか、教員と受講生の間のみならず受講生同士でも確認しあいます。そのうえで、一体で運用される演習において、先行言及を批判的に吟味します。本年度は、基礎となる文献を理解するために関連文献を読み進める、という方法で講義を勧めます。

文献は、カーショーの『分断と統合への試練』を扱います。履修者の関心に従って、補足的な資料を用意することも検討します。

政治史を専門とする大学院生のみならず、比較政治学等を専門とする学生の皆さんの受講も歓迎いたします。履修を検討しておられる方は、事前にご一報くだされば相談に応じます。

科目目的

この特講は、西洋政治史の基本的な知識と研究方法について学ぶことを目的とします。研究方法については、優れた実践例に即して具体的に学習します。特講と演習を一体運用することでふたつの目標を同時に追求しますが、特講は特に基本知識の習得に比重を置きます。

到達目標

この特講は、西洋政治史の専門的な研究書を読むうえで必要不可欠な前提知識の習得を到達目標に置きます。西洋政治史を専門としない学生であっても西洋政治史の基礎知識は法学政治学の理解にとって重要なものであるとの考えから、専門分野を問わず重要となる知識の習得を最優先とします。

授業計画と内容

授業計画と内容

文献:イアン・カーショー『分断と統合への試練:ヨーロッパ史1950-2017』白水社、2019年。


01 文献の紹介、進め方の相談
02 第一章:緊張下の大陸分断
03 第二章:「西欧」の誕生
04 第三章:鉄のたが
05 第四章:良き時代
06 第五章:破局のあとの文化
07 第六章:異議申し立て
08 第七章:転換
09 第八章:変化の東風
10 第九章:民衆のパワー
11 第十章:再スタート
12 第十一章:危険にさらされる世界
13 第十二章:危機の歳月
14 講義のまとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・講義に先立ち、事前に指示された文献を読み、論点を整理して臨んでください。
・受講者数に応じて異なりますが、受講者が十分に多い場合には、半期に2回程度、発表を分担します。担当になった方は、指定された文献を要約したレジュメを作成し、他の受講者全員に配布した上で、概要を30分程度で報告してください。
・復習として、講義で紹介された文献を読み、理解を深めてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 詳細は下記を参照してください。

成績評価の方法・基準(備考)

概ね、事前課題への取り組み50%、講義における議論への貢献50%を想定します。
大幅な遅刻(40分以上)や欠席した場合には議論に貢献できませんので、減点の要因となります。特に、全体の3分の1以上(5回以上)欠席した場合は、原則として単位を認定しません。ただし、特段の事情がある場合には、それを考慮したうえで、別途課題を設定しする場合もあります。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

事前の予習を前提に担当教員との討論で講義を進めます。

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

オンライン環境を整えてください。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

以下の文献をテキストととして講読します。

文献:ヤン=ヴェルナー・ミュラー『試される民主主義(上)』岩波書店、2019年。

他の文献については、受講者と相談の上、適宜指示します。


その他特記事項

内容に関する調整の必要がありますので、受講を検討している方は事前に電子メールで講義担当者までご連絡ください。

mituokoga784.@g.chuo-u.ac.jpまでご連絡ください。

事前にご連絡をいただけない場合、講義のスケジュール等について受講者の意向を反映させることはできません。

参考URL

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