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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:政治社会学演習1(A)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
政治社会学演習1(A) 2025 後期 木3 法学研究科博士課程前期課程 井口 暁 イグチ サトシ 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-PS5-715S

履修条件・関連科目等

毎日のニュースにふれながら、現代社会における災害や事故、環境問題と政治の関係について関心を持つことを求めます。また関連科目として、本科目に引き続いて秋学期に開講される政治社会学演習2(A)をあわせて受講することをすすめます。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本科目では、履修者各自の研究の参考とするために、リスク社会学、現代社会論の主要な文献を講読します。そうすることで、さまざまな危機や脅威に直面する「リスク社会」においてどのような社会問題が発生し、どのような政治的対処が求められているかについて理論的な観点から捉えるための見取り図を獲得することを目指します。

科目目的

本科目の目的は、災害や公害、地球環境問題、感染症パンデミック等に直面する「リスク社会」の諸問題について体系的に理解するために、リスク社会学/科学技術社会論の主要な文献を講読し、理論的な見取り図を獲得することです。

到達目標

リスク社会学の主要文献を体系的に理解し、各研究アプローチの背景、目的、長所と短所について他者にわかりやすく解説することができるようになる。各研究アプローチを用いて、具体的な事例を分析し、自らの研究に活かすことができる。

授業計画と内容

第1回目 導入:リスク社会学の構図
第2回目 ベックのリスク社会論1:新しいリスクとリスク社会の危機
第3回目 ベックのリスク社会論2:組織化された無責任
第4回目 ベックのリスク社会論3:不安に基づく連帯とサブ政治
第5回目 ベックのリスク社会論4:再帰的近代化
第6回目 ベックのリスク社会論5:個人化と自己責任社会
第7回目 ベックのリスク社会論6:コスモポリタン化
第8回目 ルーマンのリスク社会学1:危険からリスクへ
第9回目 ルーマンのリスク社会学2:連帯からコンフリクトへ
第10回目 ルーマンのリスク社会学3:政治システムとリスク
第11回目 ルーマンのリスク社会学4:科学システムとリスク
第12回目 ルーマンのリスク社会学5:リスクをめぐる対話1:合意モデル
第13回目 ルーマンのリスク社会学6:リスクをめぐる対話2:了解モデル
第14回目 まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

発表担当にあたっている場合は発表レジュメを用意すること

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 文献発表、研究発表、ディスカッションでの発言を評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考文献
ウルリッヒ・ベック、東廉・伊藤美登里訳、『危険社会―新しい近代への道』、法政大学出版会、1997年(978-4588006098)
ウルリッヒ・ベック、中村好孝ほか訳、『個人化の社会学』、ミネルヴァ書房、2022年(978-4623092871)
ニクラス・ルーマン、小松丈晃訳『リスクの社会学』新泉社、2014年(978-4787714077)
ニクラス・ルーマン、馬場靖雄訳、『社会の道徳』、勁草書房、2015年(978-4326602780)
ニクラス・ルーマン、庄司信訳、『エコロジーのコミュニケーション――現代社会はエコロジーの危機に対応できるか?』、新泉社、2007年、978-4787707086

その他特記事項

参考URL

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