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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:民法特講2(F)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
民法特講2(F) 2025 後期 火5 法学研究科博士課程前期課程 原田 剛 ハラダ ツヨシ 1年次配当 2

科目ナンバー

JG-CI5-402L

履修条件・関連科目等

民法のうち、債権法、とりわけ契約法に関心のある受講生を対象とする。それゆえ、すでに学部において、財産法、とりわけ総則、債権法(総論、各論)の講義を受講していることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

上記の目的に従い、前期に検討した改正民法の内容の後半部分を扱う。主に債権各論(契約法)を中心に、契約総論を冒頭に、売買、賃貸借、委任、請負を中心に進め改正内容を深める。

科目目的

この科目は、2017年改正民法のうち、契約法の内容を中心とし、これを批判的に検討することを目的とする。前期に引き続くものであり、全体を通して改正民法の内容の全体像を掴むことを目標とする。

到達目標

この科目の学習によって、2017年の民法改正の内容が、契約法、債権法においてどのようなものであるか、残された改正後の問題点、および、改正後の新たな問題点を認識し、理解できるようになることを、到達目標とする。

授業計画と内容

第1回 契約自由の原則
第2回 契約の成立
第3回 定型約款
第4回 危険負担と契約解除(1):各制度の意義について整理する
第5回 危険負担と契約解除(2)両制度関連性を理解する
第6回 目的物の瑕疵から契約不適合へ
第7回 買主、注文者の追完請求権の導入
第8回 履行請求権と追完請求権の関係
第9回 追完の方法
第10回 売主、請負人の追完権
第11回 追完請求権の限界
第12回 追完請求権と損害賠償との関係
第13回 賃貸借 敷金関係、終了、原状回復
第14回 委任

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

受講生は、あらかじめ指定した、日本の民法(債権法)改正に関する解説書、立法史料を読み、要点を押さえて授業に臨まれたい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 レポート課題の提出および内容
平常点 40 授業参加度を基準とする
その他 30 理解度を基準とする

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストとして、
原田剛『債権各論講義』(2021年、成文堂)。
参考文献として、
筒井健夫ほか『一問一答民法(債権関係)改正』(2018年、商事法務)。

その他特記事項

改正民法については、すでに多くの解説書が出ている。こちらから参考文献を適時指示するが、それ以外にもみずから文献を渉猟し、毎回の該当箇所について、改正の経緯、改正内容、改正後の問題点などについてまとめ、問題意識を持って授業に臨んでいただきたい。

参考URL

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