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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:教育史特殊研究A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
教育史特殊研究A 2025 前期 水2 文学研究科博士課程後期課程 高木 雅史 タカギ マサシ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-ED6-109L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

福祉国家と教育との関係を問う近年の研究動向を整理した文献を講読します。
受講者がテキストの各章を分担してレジメを作成・報告し、その内容に基づいてディスカッションを行います。

科目目的

近年、さまざまな分野で福祉国家の歴史像についての見直しが進められており、教育史研究においても、福祉・医療領域との関連性を視野に入れた研究が求められています。この観点から本授業は、近接分野・領域(福祉・医療、生命科学・生命倫理、ジェンダー史、人口動態史関係)との接点や対話のあり方について検討することを目的とします。

到達目標

近接分野・領域(福祉・医療、生命科学・生命倫理、ジェンダー史、人口動態史関係)との関連性を踏まえた幅広い視野から教育史的事象を分析することができる研究能力を高めることが到達目標です。

授業計画と内容

1 授業の目標と進め方について
2 近現代世界における国家・社会・教育(第Ⅰ部提議)
3 「長い一八世紀のイギリス」における教育をめぐる国家と社会(第Ⅱ部1)
4 日本近世公権力による人口と「いのち」への介入(第Ⅱ部2)
5 フランスにおける「公教育」とその多様な担い手(第Ⅱ部3)
6 オスマン帝国における近代国家の形成と教育・福祉・慈善(第Ⅱ部4)
7 ドイツにおける社会国家形成と教育福祉職の成立(第Ⅱ部5)
8 前世紀転換期イングランドにおける教育の政治空間(第Ⅱ部6)
9 アメリカ型福祉国家における連帯の問題(第Ⅱ部7)
10 福祉国家と教育の関係をどう考えるか(第Ⅱ部8)
11 二○世紀福祉レジームの形成と教育をめぐる諸問題(第Ⅲ部1)
12 東欧近現代史から見た「市民社会」(第Ⅲ部2)
13 新自由主義時代の教育社会史のあり方を考える(第Ⅲ部3)
14 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 提出されたレポートにつき、一貫性(問題追求の一貫性、項目等の有機的結合)、独創性(自主的思考)、客観性(定義・定説への準拠、適切な資料の利用)、論理性(推論の確実さ、思考の緻密さ)、形式性(文章表現、誤字脱字、引用注等)の観点から評価する。
平常点 60 発表レジメ等の内容、ディスカッションへの参加状況から評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:
広田照幸・橋本伸也・岩下誠編『福祉国家と教育-比較教育社会史の新たな展開に向けて-』昭和堂、2013年。

その他特記事項

特になし。

参考URL

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