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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:西アジアとグローバリゼーション

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
西アジアとグローバリゼーション 2025 前期 水5 総合政策研究科博士課程前期課程 櫻井 秀子 サクライ ヒデコ 1年次配当 2

科目ナンバー

PG-IS5-302L

履修条件・関連科目等

特になし

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

西アジアの政治経済とグローバリゼーションの関係を明らかにするために、イラン革命(1979)が冷戦構造崩壊の引き金となった点を明らかにしながら、西アジアにおいてなぜ戦争が絶えないかを論じ、国民国家システムに抗するイスラーム社会システムの再構築過程を明らかにする。

科目目的

本科目では、イスラーム文化・文明によって西アジアにもたらされた社会システムの諸特性について検討し、グローバリゼーションによって急速に進む文化の画一化と近代社会システムへの統合に対して、西アジア固有の社会システムが強く抵抗しているかたちとなっている現状を理解することを主な目的とする。そして、グローバリゼーションの潮流の中で西アジアが放つ文化的固有性とその社会システムについて検討し、その合理性を明らかにする。

到達目標

グローバリゼーションが進展する一方で、欧米日と中露というブロックの再結成のような状態が浮上しているが、その中で西アジアが占める位置について理解する。また環境問題から脱化石燃料が加速し、石油の相対的重要性が低下する一方、天然ガスの供給地としての重要性がさらに高まることから、この地域が新世界秩序に対して与える具体的影響について理解する。さらに近代システムの限界が顕著になっている事実を理解し、今後の国際関係の再構築過程において、政治経済的、思想的に西アジアが果たす役割について理解する。以上の理解を前提とし、各人の追求するテーマに応用する能力を習得する。

授業計画と内容

①オリエンテーションー西アジア研究の目的・意義・方法
②グローバリゼーションの本質
③新自由主義による世界再編
④グローバリズムにおけるグレートゲーム 
⑤西アジアの石油資源をめぐるグレートゲームの歴史
⑥西アジアにおける分割統治と現代国家の形成
⑦イラン革命の文明的位置づけ
⑧イラン・イスラーム共和国の樹立と対米関係
⑨戦争の民営化と西アジアにおける戦争
⑩ポスト石油経済とイスラーム経済システム
⑪グローバリズムにおけるイスラーム経済システムの位置
⑫イスラーム社会の公共性
⑬イスラームの社会的企業活動
⑭まとめと展望:学期末レポートに向けて

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 学期末レポート
平常点 50 課題文献のレジュメ作成とそれにもとづくプレゼンテーションとディスカッション50%

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

(テキスト)
適宜、プリント配布します。

その他特記事項

参考URL

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