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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:事例研究(演習)Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
事例研究(演習)Ⅱ 2025 後期 火4 総合政策学部 中村 周史 ナカムラ チカフミ 3年次配当 2

科目ナンバー

PS-IF3-SM02

履修条件・関連科目等

前期において、事例研究I(担当教員:中村周史)を履修し、単位を取得していること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【テーマ】データサイエンスによるEBPMの実践

本演習では、データサイエンスを利用した「客観的根拠に基づいた意思決定、提案、政策形成」(EBPM:Evidence-based Policy Making)を実践するための教育と機会の場を提供することを主とする。
 社会問題の解決には、①そもそもどこに問題があるのか、②その原因は何なのか、③それを実現可能な方法で取り除くには何が必要なのか、これらを順に解決する必要があり、そのためには経済学の知見とデータの適切な処理と分析、それを実行するためのプログラミングスキルが必要となる。こうした実践としてグループ単位で研究計画を立て、EBPMを実践し、研究論文の執筆を行うところまでをカバーし、外部のコンペにも参加する。また、データサイエンティストとしてより深い内容・手法を理解できるための教育も並行して行う。

科目目的

より高度な計量経済学に対する理解と、研究計画の策定からデータ収集・分析、それに基づく実行可能な政策形成の実践までを目的とする。

到達目標

研究計画を自ら立てたうえで、EBPMを実践し、研究論文にまとめ上げることを本演習の到達目標とする。

授業計画と内容

第01回 研究論文中間報告①:先行研究レビュー
第02回 集団学習
第03回 カーネル法とサポートベクターマシン
第04回 研究論文中間報告②:仮説の検証とモデルの構築
第05回 ニューラルネットワーク
第06回 ネットワーク分析
第07回 研究論文中間報告③:分析結果の考察とモデルの再検証
第08回 アソシエーション分析
第09回 研究論文中間報告④:分析結果に基づく政策提言
第10回 論文全体を通じた校正作業
第11回 研究論文報告に向けた発表資料作成
第12回 時系列分析
第13回 生存分析
第14回 総まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

次回の内容に関して予習をすることは必須である。計量経済学に関しては頻繁に R を使った課題を出すので、全員提出を行うこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 担当したレジュメが指示に従った十分な内容(形式、周辺知識の補完、テキスト全体の中の位置づけを意識しているか等)であるかどうか、グループワークでの論文作成の出来によって評価する。
平常点 50 担当箇所の理解度、質疑への参加、予習による事前知識、グループワークでの貢献により判断する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

Slackを使ってフィードバックを行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

R言語によるプログラミングによる統計分析。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

計量経済学テキスト
金 明哲,『Rによるデータサイエンス(第2版):データ解析の基礎から最新手法まで』森北出版, 2017.
松村 優哉・湯谷 啓明・紀ノ定 保礼・前田 和寛,『改訂2版 RユーザのためのRStudio[実践]入門〜tidyverseによるモダンな分析フローの世界』, 技術評論社, 2021.

その他特記事項

・学内外のコンペに参加し、そのためのグループワークが課外で必須となる。
・病欠・公欠・就職活動のような特段の理由なく欠席がある場合、評価対象としない。やむを得ず欠席する場 合は、事前に連絡をすること。
・本演習は経済学についても取り扱うため、2コマ分の時間確保を要する。

参考URL

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