中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:入門演習

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
入門演習 2025 前期 水2 経済学部 子安 加余子 コヤス カヨコ 1年次のみ 2

科目ナンバー

EC-AD1-01XS

履修条件・関連科目等

・中国語圏や東アジアへ興味関心を拡げたい場合、関連する科目(「アジア史」、「言語と文化C(後期)」)を並行して履修するとよいでしょう。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
 この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく,チームワークの経験から学んで,他人と協調し,自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また,創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて,ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。

<概要>
テーマは、台湾のIT大臣から学ぶ「正しさ」とは何か、です。
「民主主義」とは、誰も取り残さない「インクルーシブ」とは、「多様性」の中を生きるとは、といった現代の重要トピックについて思考し、「格差」「ジェンダー」「デフォルト」「仕事」にまつわる各種テーマについて自身が導き出す考えをいかに他者に伝えればよいかを探ります。

2016年10月より台湾蔡英文政権においてデジタル担当の政務委員(無任所閣僚)として、35歳の史上最年少で行政院(内閣)に入閣したオードリー・タン。オードリー・タンを一躍有名にしたのは、2020年新型コロナウイルス禍においてマスク在庫管理システムや「ショートメッセージ実聯制」を構築し、台湾の防疫対策に大きく貢献したことだろう。
現役プログラマーであり、トランスジェンダーを公表(現在は「無性別」)しているオードリー・タンが考えるこれからの社会に向けたメッセージに耳を傾けることで、環境問題やテクノロジーが発展した現代社会が抱える問題を考察していきます。



科目目的

・ディスカッションにより参加者のコミュニケーション力を高めていく。
・大学における学術的な研究とは何かを学ぶ。その為に以下の基本的なスキルを身に付ける。
①問題設定②資料検索③思考する④報告(PowerPointの効果的利用法)⑤レポート作成

到達目標

レジュメやレポートの作成、プレゼンテーションのスキルアップを通じて、文章や議論の技法を身につけます。またチームワークの経験から学んで、協調性および課題発見力を身に付け、問題解決に必要な創造的思考力を養います。こうした作業を通して、
①物事に意欲的に取り組み、課題探求力をもてるようにする
②他者の意見(合理的な批判を含む)に耳を傾けられる姿勢を身に付ける
③多様な価値観に触れて、他者に対する想像力の重要性を学ぶ
以上を到達目標とする。

授業計画と内容

第一回 イントロダクション(演習内容の説明、自己紹介)
第二回 レジュメの作成や報告についての説明(グループ分け)
第三回 図書館講習会(雑誌論文の検索方法を習得) ※日程変更の可能性あり
第四回 Word講習会(脚注、参考文献表記などを習得) ※日程変更の可能性あり
第五回 文献講読・グループ発表(1):「格差」について
    *報告+ディスカッション:報告者(+司会者)、終了後リアクションペーパー提出
第六回 文献講読・グループ発表(2):「ジェンダ」ーについて
第七回 文献講読・グループ発表(3):「デフォルト」について
第八回 文献講読・グループ発表(4):「仕事」について
第九回 Powe Point講習会(プレゼン資料作成と発表スキルを習得) ※日程変更の可能性あり
第十回 Excel講習会(経済統計からのグラフ作成を習得) ※日程が変更される可能性あり
第十一回 個人別のプレゼンテーション(1)
第十二回 個人別のプレゼンテーション(2)
第十三回 個人別のプレゼンテーション(3)
第十四回 個人別のプレゼンテーション(4)、まとめ

※進度によって、内容が前後することがあります。
※個人別のプレゼンテーションを終了後、受講生はレポート課題に取り組み、後日提出

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・報告者はレジュメの作成(報告前にグループワークが必要)。
・その他の人たちは、テキストの熟読と質問の準備。
・リアクションペーパーの提出。
・個別報告した内容に関連する資料調査、レポートの作成。
※詳しい内容は授業の中で説明します。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 すべての授業終了後に提出してもらう「最終レポート」の内容に応じて評価します。
平常点 40 グループワークによる発表と、毎回授業後にリアクションペーパーの提出に基づいて評価します。
その他 30 個人別プレゼンテーションの内容に応じて評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

授業前の準備とディスカッションへの積極的な参加、レジュメやレポートの内容と習得度などから、総合的に判断します。
※欠席は、上記の評価を得る機会を自ら放棄することになります。気を付けてください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

リアクションペーパーの内容を紹介・講評します。

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

PC等を活用して、レジュメ、パワーポイント、リアクションペーパー、レポートを作成してもらいます。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

民間企業、役所等での中国語通訳業務

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

日中間、日台間における仕事上での文化摩擦の問題や、歴史的・社会的・経済的課題などを適宜紹介します。

テキスト・参考文献等

テキスト(必携):『オードリー・タン 自由への手紙』
(講談社、2020年、ISBN 978-4-06-522095-5)

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参考文献(自学用)
・大野和基『オードリー・タンが語るデジタル民主主義』NHK出版新書670、2022年
・オードリー・タン『まだ誰もみたことのない「未来」の話をしよう』SB新書574、2022年
・『現代中国ゼミナールー東大駒場連続講義』東京大学出版会、2020年

その他特記事項

第1回目の授業で、授業の内容や進め方の説明をしますので必ず参加してください。

参考URL

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