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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:芸術Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
芸術Ⅰ 2025 前期 月4 理工学部 張 洋宇 チョウ ヤンユ 1年次配当 2

科目ナンバー

SE-AS1-HB11

履修条件・関連科目等

ご関心に合わせて、D&I科目の履修も推奨します。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

身近なモチーフを中心に、ジェンダーとセクシュアリティが視覚表象の実践と内容にどのような影響を与えてきたのかを探求します。美術史を横断的に考察することを目的とし、学生は異なる時代や文化のアート作品を通じて、ジェンダーとセクシュアリティに関する理論や概念を学び、それぞれの視点を深めていくことが期待されます。

科目目的

多様な時代や文化のアート作品に対して感受性を高め、アートを通じてジェンダーやセクシュアリティについて理解し、批判的な視点を養うことです。理工系の分野においても多様性と包摂性の視点を持ち、自らの専門領域で創造的で柔軟なアプローチを発展させることを目指します。

到達目標

1. 歴史的理解&文化的感受性: 異なる時代や社会的背景におけるジェンダーとセクシュアリティの表象とその変遷について理解する。

2. 批判的分析: アート作品を批判的に分析し、ジェンダーやセクシュアリティに関するテーマを識別する能力を身につける。これにより、社会的な規範や概念、そしてそれへの挑戦がどうのようにアート作品に反映したのかを理解し、自らの見解を形成できるようになる。

3. 理工系と芸術文化の接点: アートを通じてジェンダーやセクシュアリティがどのように科学技術と交わるかを理解する。これにより、科学技術が社会に与える影響を包括的に考える力を養う。

授業計画と内容

第1回 講義概要と基本概念の紹介
第2回 アートの見方と社会の関わり
第3回 アーティストになるには?
第4回 眼差しと権力
第5回 身体のあり方
第6回 関係を描く
第7回 花にまつわって
第8回 動物であり、動物と共に
第9回 自然風景の中に
第10回 神の形象
第11回 ロボットからサイボーグへ
第12回 背負う、国家という神話
第13回 *映画鑑賞(日程未定、いずれかの日に一度実施予定)
第14回 まとめ

なお、授業計画は、一部前後したり、若干の変更の可能性もあります。

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業内容を復習し、インターネットなども活用して自主的に関連情報を調べること。できれば展覧会を積極的に観にいくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 2000文字以上。各自で選んだアート作品や展覧会、アーティストを授業で紹介された視点から分析し、授業内容を理解しているか、独自の意見を述べているかを重視して評価します。
平常点 50 毎回の授業内容について100文字以上の感想や質問をresponで提出してもらいます。出席チェックと異なり、授業内容を理解しているか、独自の意見を述べているかを重視して評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

引用など既存の資料を言及する際や、AI生成の内容を利用する際に、必ず出所を明示してください。出所を明示しない場合、そしてそれらの内容を言い換えて自分の文章として提出する場合は、剽窃とみなされ、成績が付けられなくなりますので、ご注意ください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

インディペンデント・キュレーターとして活動

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

インディペンデント・キュレーターとして、フェミニズム・クィア理論を用いて、社会的視点から作品を分析し、紹介する。

テキスト・参考文献等

授業でテキストを使用せずに、スライドなどの資料で代替する。

参考資料:
ヘレナ・レキット(編)、鈴木 奈々(翻訳)『アート&フェミニズム』、ファイドン、2005。
海野弘『クィア・アートの世界 自由な性で描く美術史』、PIE International、2022。
村上由鶴『アートとフェミニズムは誰のもの?』、光文社、2023。

その他適宜授業中に紹介する。

その他特記事項

ダイバシティ・センターや後楽園ダイバーシティ・ラウンジ(理工学部6号館6707号室)に提供されている書籍や視聴覚資料を積極的に利用し、ジェンダー・セクシュアリティに関わる知識の自主学習を行うことが推奨します。

中央大学ダイバーシティ宣言に基づき、授業参加者お互いの人権を尊重し、ジェンダー、セクシュリティ、人種、民族、障害や病気の有無について、名前や見た目、授業での発言に対して自分が受けた印象を元に決めつけるような言動を行わないようにしましょう。

授業内では「それぞれが呼ばれたい名前+さん」で呼び合いましょう。

お互いにプライバシーを尊重し、個別の方のジェンダーやセクシュアリティについて無理に聞かず、授業内でもし個人情報が言及されましたら、口外しないようにしましょう。

授業内で気になること、辛いことがあったら、我慢せずに教員と相談しましょう。

必要に応じて、合理的配慮を提供します。

参考URL

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