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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:生命科学論文研修第一

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
生命科学論文研修第一 2025 前期 他 理工学研究科博士課程前期課程 箕浦 高子 ミノウラ タカコ 1年次配当 3

科目ナンバー

SG-BI5-9A01

履修条件・関連科目等

博士課程前期課程の2年間に開講される関連する4科目、「生命科学論文研修第一」、「生命科学論文研修第二」、「生命科学論文研修第三」、「生命科学論文研修第四」のすべてを一貫して履修することを前提とする。原則、これらの4科目は同じ研究室で履修する。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

細胞内のさまざまな運動は、その基盤となる細胞骨格、モータータンパク質、あるいはこれらを調節するタンパク質が高度な制御の下に時間的・空間的に配置されることによって成り立っている。鞭毛は500を越える構成タンパク質からなる規則的な構造をとるが、その構造や運動性の異常により、PCD(原発性線毛運動不全症)、内臓逆位や不妊を含むさまざまな先天的・複合的疾患が引き起こされる。本研究室では鞭毛の形成と運動の分子機構、細胞骨格やモータータンパク質のダイナミクスに関する研究を行っている。モデル生物のクラミドモナスと培養上皮細胞を材料に、細胞生物学的方法(突然変異体の解析、変異遺伝子の細胞内導入、遺伝子発現解析、ライブイメージングなど)、系統学的方法(アクチン等運動関連タンパク質の分子系統解析)、生化学的方法(運動関連タンパク質の発現・精製と細胞内・細胞外運動系の構築)による研究を展開する。

科目目的

最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる実践的な知識とを融合させることにより、自立した研究者、あるいは、高度の専門職業人を養成することを目的とする。

到達目標

特定の研究分野について、研究の発展の経緯と最新情報を習得すること、研究計画の作成において、適切な研究方法を提案できるようになることを目標とする。

授業計画と内容

※日程は各履修生と調整する。進捗状況により変更の可能性もある。
1. オリエンテーション:最先端の研究活動を行う心構えと注意事項
2. 研究の構想:最新の研究動向の把握
3. 研究の構想:解決すべき研究課題の発見
4. 研究の構想:先行研究の検索と包括的な理解
5. 研究の計画:解決可能な研究課題の設定
6. 研究の計画:研究戦略の立案,研究内容の具体化
7. 研究の準備:実験の事前準備,プロトコルの作成
8. 研究の準備:予備データの収集,プロトコルの最適化
9. 研究の実施:実験データの収集
10. 研究の実施:反復実験による再現データの取得
11. 研究の実施:データの解析,解釈
12. 研究の総括:結果の体系的な理解と考察
13. 研究の総括:中間報告資料の作成
14. 研究の総括:中間報告資料の推敲と提出

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

論文紹介では、紹介する論文だけにとどまらず、関連する論文数報も併せて精査する。研究進捗状況の発表においても、十分に準備を行うこと。発表後に課題を課すことがある。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 論文紹介の技量、研究進捗とその紹介の技量をもって評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

論文研修を実施するうえで問題が生じた場合は、研究室で定期的に実施されるセミナーや研究進捗報告会でのディスカッションを通して、あるいは教員との個別面談によって解決する。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

塩基配列の解析、PCRプライマーやプラスミドの設計、各種データベースの検索、画像処理等において、様々なアプリケーションやWebアプリケーションを使用する。 また、研究室で定期的に実施されるセミナーや研究進捗報告会では、必要に応じて動画データ等を用いることがある。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

授業の中で適宜指示する。

その他特記事項

留学など、一般的な履修形態と異なる場合、この科目の履修にあたっては、担当の教員と十分に相談すること。

参考URL

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