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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:中国経済論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
中国経済論 2026 前期 火1 経済学部 唐 成 トウ セイ 3年次配当 2

科目ナンバー

EC-NE3-61XX

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
本講義「中国経済論」は、改革開放(1978年)以降の高成長を支えた高成長モデル(投資・輸出・不動産・都市化)と、それを可能にした制度(分権体制、土地財政、金融・国有企業改革、産業政策)を、歴史・制度・マクロ/ミクロの統合的視点から学びます。とくに2010年代以降の減速局面については、不動産調整と地方政府債務、内需の弱さ、デフレ圧力、米中摩擦下の対外部門、そして「新質生産力」に象徴される産業・技術戦略を取り上げ、「なぜ成長できたのか/なぜ減速したのか/どの条件で再び持続成長できるのか」をデータに基づいて検討します。授業では主要統計と最新の政策・ニュースを手がかりに、現象の背後にあるインセンティブとトレードオフを読み解き、最終的には受講生自身が、根拠ある形で中国経済の現状評価と将来展望(政策提言・事業戦略を含む)を提示できることを目指します。

科目目的

本講義の目的は、受講生が中国経済を「ニュースの羅列」ではなく、経済学の視点から因果関係として説明できるようになることにあります。具体的には、主要統計と制度理解を土台に、①中国の成長・減速を生み出す基本メカニズムを把握し、②不動産調整・地方政府債務・内需低迷・少子人口高齢化・米中摩擦・産業政策といった現下の課題を、相互依存とトレードオフとして整理し、根拠に基づく評価(政策論・ビジネス論を含む)を自ら提示できる力を養うことを狙いとします。

到達目標

本講義を修了した受講生は、以下を達成できることを目標とします。
説明力(メカニズム)
中国経済の高成長・減速・構造転換を、成長モデル(投資・輸出・不動産・消費)と制度要因(財政・金融・産業政策・地方政府)を用いて、因果関係として説明できる。
データ読解力(実証的に語る)
GDP、物価(CPI/PPI)、雇用、貿易、投資、不動産、政府債務・家計債務などの主要統計を読み取り、現状評価や変化の根拠を示せる。
分析力(仮説比較とトレードオフ)
例:内需低迷/不動産調整/地方債務/人口減少/米中摩擦/技術・産業政策などを、単独要因ではなく相互連関として整理し、複数の仮説を比較して議論できる。
応用力(評価・提言)
政策対応や企業戦略について、前提・効果・副作用(トレードオフ)を明示し、簡潔なレポートやプレゼン(図表を含む)として提案できる。

授業計画と内容

この授業は、以下の授業回にて遠隔授業(ライブ型オンライン授業)にて実施します。
  第2回・第4回・第6回・第8回・第10回・第12回

第1回 ガイダンス(中国経済の捉え方+過去と現在の俯瞰)

第2回 社会主義時代の計画経済(改革の出発点)

第3回 市場移行政策の展開(改革開放・分権・所有制改革)

第4回 高度成長とその要因(投資・輸出・都市化・WTO)

第5回 経済構造転換期とその要因(成長モデルの限界と再編)

第6回 対外貿易と直接投資(グローバル化/米中摩擦下の再配置)

第7回 財政制度と財政政策(分税制、土地財政、地方政府の役割)

第8回 金融改革と金融政策(金融システム、信用循環、政策運営)

第9回 イノベーションとデジタル経済(産業政策・新質生産力・DX)

第10回 政府債務と家計債務(不動産調整とバランスシート問題)

第11回 なぜ急速に少子化が進んでいるのか(家計行動・制度・市場の接点)

第12回 高齢化と社会保障(年金・医療・介護と財政制約)

第13回 ゲスト講演(予定)

第14回 グループワーク・プレゼンテーション(政策・ビジネス双方OK)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 学習到達度を確認するため、期末試験を実施します。試験では、授業で扱ったテーマについて、選択式問題および記述式問題により理解度を評価します。
平常点 40 Manabaまたは出席カードを用いて、各回の授業内容に関する短いコメント(感想・疑問・気づき等)を提出してもらいます。平常点は提出状況だけでなく、授業内容への具体的な言及(例:本日のキーワード、データ、制度、議論のポイント)や、自分の問いの提示(「なぜ~なのか」「~はどう評価できるか」)を評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストを使用せず、講義資料プリントをmanabaでアップロードします。

その他特記事項

参考URL

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