シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基礎生物学 | 2026 | 前期 | 金4 | 基幹理工学部/社会理工学部/先進理工学部/理工学部 | 谷 知己 | タニ トモミ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SS-BI1-9C01
履修条件・関連科目等
高校の生物基礎・化学基礎・物理基礎の知識があることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
ただし,多くの配付資料に中には,英文記載のものがあります。
授業の概要
本講義では、生物学における多様な生命現象を、個別の知識としてではなく、共通する原理や考え方に基づいて理解することを目指す。生命現象は分子から細胞、個体へと階層的に構成されており、それぞれが相互に関係しながら成り立っている。本講義では、細胞、分子、エネルギー、遺伝情報、形と機能、進化などの基本的な題材を取り上げ、現象の背後にある仕組みや見方について考える。講義では、図や具体例を用いながら、生命現象をどのように捉え、理解していくかという視点を重視する。用語や事実の暗記を目的とせず、生命現象を原理的に捉え、未知の事例に対しても自ら考えるための基礎的な思考力を養うことを目標とする。
科目目的
本講義では、生命科学を専攻する学生の場合、1年次後半から始まる専門教育のための基礎的な知識を得ることを目指す。高校で生命科学を学ばなかった学生は、高校の教科書を使った自宅勉強を強く推奨する。
到達目標
本講義の目標は、生物学における多様な生命現象を、用語や事実の暗記ではなく、共通する原理や考え方に基づいて理解する力を身につけることである。分子・細胞・個体といった階層のつながりを意識しながら、生命現象を整理し、説明する基礎的な思考力を養うことを目指す。また、既知の知識にとらわれず、未知の生命現象に対しても問いを立て、自ら考えようとする姿勢を身につけることを到達目標とする。
授業計画と内容
以下の項目を中心に講義を進める(原則として各項目が1授業に対応する)。
1. 生命とは何か
2. 生命をつくる物質
3. 水と生命
4. 細胞とは何か
5. 細胞の内と外
6. エネルギーと生命活動
7. 反応を進めるしくみ
8. 遺伝情報とは何か
9. 遺伝子のはたらき
10. タンパク質のはたらき
11. 細胞どうしの情報交換
12. 形としくみ
13. 発生と進化
14. 生物学の考え方
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義の各回にTake home lessonsとしてまとめる生命科学のしくみや考え方について、適宜指定するオンラインリソースや参考書に目を通し、習得することが望ましい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 100 | 毎回、講義翌日にmanaba上で実施する小テストの結果で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
一部,PC上で解決するタイプのプログラム課題,数値計算課題,シミュレーション課題,考察課題などを提供する。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考書:下記の参考書はすべてを網羅的に読み進む必要はなく、講義の中でより深く学びたいこと、理解が不十分と感じた箇所、興味深く思ったキーワードなど、拾い上げて参照することが望ましい。
・池内昌彦他監修、エッセンシャル キャンベル生物学(原書6版)、丸善、2016、ISBN-10: 4621300997
・中村桂子他訳、細胞の分子生物学(第6版)、南江堂、2017、ISBN-10: 4315520624
・Molecular Biology of the Cell (ISE). 7th ed, W W Norton & Co Inc, 2022, ISBN-10: 0393884856
・Biology: A Global Approach, Global Edition, Pearson Education Limited, 2020, ISBN-10:1292341637
・iBiology(生物学教育用オンラインリソース) https://www.ibiology.org/
その他特記事項
自然科学の中でも特に生命科学は基礎的な用語の定義を正確に理解することから始まる。学術用語の約束を正確に理解して、はじめて、専門的な記述、学術書を読みこなす実力が身につくことになる。本講義はそのための助走となる。講義内容について不明な点があれば、講義の最後だけではなく、教員に躊躇することなく質問・疑問を投げかけることを強く推奨する。
参考URL
manaba上に資料・小テスト概要・課題をすべて掲載する。