シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドイツ文学講義(2)(4) | 2026 | 後期 | 月5 | 文学部 | 田中 一嘉 | タナカ カズヨシ | 1~3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LT1-C508,LE-LT1-C510
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義では、ドイツ語圏の中世文学に描かれる女性像および恋愛観について考えます。
歴史的素材に由来する「叙事詩」のみならず、個人的な情緒を謡う「抒情詩」の作品を扱います。
中世ドイツ文学では、中世フランス文学を一種の「お手本」として受容したことで数々の傑作が誕生しました。
その経緯を踏まえた上で、個々の文学作品の解釈を通じて、中世の社会・文化が作品世界にどのように反映されているのかを分析していきます。
適宜、映像資料も用いる予定です。
科目目的
この科目は、文学、文化、時代精神などについての「幅広い教養」を修得することを目的としています。
到達目標
・個々の文学作品について、時代・文化的背景を理解し、その独自性や現代との違いなどを他者に説明できること。
・個々の作品の独自性を理解すると同時に、その背後に隠れている共通項を探ることができるようになること。
授業計画と内容
第1回:オリエンテーション
第2回:西洋中世史概観
第3回:ブリュンヒルト伝説(1)ワルキューレ:『ヴォルズンガ・サガ』
第4回:ブリュンヒルト伝説(2)アマゾネス:『ニーベルンゲンの歌』
第5回:ハインリヒ・フォン・フェルデケ『エネアス物語』叙事詩における宮廷風恋愛の導入
第6回:ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク『トリスタン』(1)恋愛の過程
第7回:ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク『トリスタン』(2)媚薬の効果
第8回:宮廷風恋愛の本質
第9回:トゥルバドゥールの抒情詩
第10回:ミンネザング(1)憧れ
第11回:ミンネザング(2)倦怠
第12回:ミンネザング(3)理想と現実
第13回:『薔薇物語』恋愛の寓意的解釈
第14回:総括
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
前回授業の内容を復習して、授業全体の流れを確認してください。
また、期末レポートでは、授業で扱った作品あるいは参考図書として紹介した作品の中からひとつを選んで、作品を通読した上でレポートにまとめてもらいますので、随時テクストを読み進めたり、関連する参考文献を読んだりして考察を深めて下さい。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 期末レポート。詳細についてはガイダンス時に説明します。 |
| 平常点 | 50 | 毎回課すコメントペーパーの内容を評価します。 授業の概要をきちんと把握しているか、授業内容について自分の考えをまとめることができているかを判断基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
毎回レジュメや資料のコピーを配布します。
その他特記事項
現在の興味関心が文学に向いていなくとも構いませんが、歴史・社会・思想・芸術など、自らの学問的関心をもった受講生が幅広く参加してくれることを期待します。