シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ドイツ文化講義(2)(4)/ドイツ文化講義(2)(4)(6) | 2026 | 後期 | 月4 | 文学部 | 石見 舟 | イシミ シュウ | 1~3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-DT1-C514,LE-DT1-C516
履修条件・関連科目等
前期「ドイツ文化講義」および「舞台芸術論」の受講をおすすめします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
タイトル:演劇人ベルトルト・ブレヒト(2)
■本講義は今年で没後70年となるドイツの演劇人ベルトルト・ブレヒト(1898-1956)の創作の道のりを、戯曲作品を中心に概観し、考察します。
後期は、1933年、ナチ党の台頭に端を発するブレヒトの亡命から、東ベルリンへの帰還、そして没後について論じます。非ドイツ語圏でのおよそ15年にも及ぶ亡命生活は、母語で語りかける観客の喪失を意味していました。そうして創作は、内容面でも形式面でも変化していき、今もなお演じられる代表作が多く生まれました。
彼の創作の道のりを考察するために、実際のテクストだけではなく、ドイツ語圏演劇学の知見や、ブレヒト存命中から最新の上演例も参照します。いままで演劇を見たことがない方も、あるいは演劇が嫌いという方も是非お越しください。
(講義中で扱うドイツ語については、必ず日本語での解説が付きます。)
■授業の受け方および評価について:
各回の目次と参考文献等をmanaba経由で配布します。
個々のトピックについて口頭で講義していきます。ですので、受講生の皆さまには、耳で聞いた情報をノートにまとめる作業を行ってもらいます(紙、電子を問わない)。
聞き漏らしてしまったこと、理解できなかったことについては授業の最後に提出するリアクションペーパーに書いていただきます。次の授業の冒頭でフィードバックを行います。
第14回で、内容についての確認を行います。具体的には言葉の選択と簡潔な文章を書いていただきます(これについては授業内でアナウンスします。)
科目目的
・舞台芸術に関する基礎知識を修得する。
・ドイツ語圏演劇学の概要を修得する。
・言語・文化の異なる演劇作品の比較分析について理解を深める。
到達目標
・舞台芸術に関する基礎知識を、他人に簡潔に説明することができる。
・ドイツ語圏演劇学の概要を、他人に簡潔に説明することができる。
・言語・文化の異なる演劇作品の比較分析について独自の視点から理解を深め、自身の言葉で論述することができる。
授業計画と内容
第1回 授業案内
第2回 ナチスの台頭と亡命、《コイナーさんばなし》、戯曲《まる頭ととんがり頭》
第3回 戯曲《プンティラとマッティ》、シュレーフ演出
第4回 戯曲《肝っ玉おっ母とその子どもたち》(1)、ブレヒト&ヴァイゲル
第5回 戯曲《肝っ玉おっ母とその子どもたち》(2)、ポレシュ《キル・ユア・ダーリン》
第6回 戯曲《セチュアンの善人》
第7回 戯曲《ガリレイの生涯》(1)——「演劇の小思考原理」、アルチュセール
第8回 戯曲《ガリレイの生涯》(2)、カストルフ演出
第9回 写真詩《戦争案内》
第10回 短編集《暦物語》、《メティ》
第11回 戯曲《アルトゥロ・ウイの興隆》(1)
第12回 戯曲《アルトゥロ・ウイの興隆》(2)、ミュラー演出
第13回 《アンティゴネー》翻案、ストローブ&ユイレ監督映画
第14回 総括・まとめ:理解の確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 設問に対応した解答の達成度 |
| 平常点 | 30 | 授業へ取り組む姿勢を、各回毎に集計するショートレポートの記述内容の充実度から評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・都度、資料等はmanabaで通知・配布します。
【参考文献(一部)】
・ベルトルト・ブレヒト、岩淵達治訳『ブレヒト戯曲全集』全9巻、未來社、1998-2001年。
・ベルトルト・ブレヒト、津﨑正行訳《ファッツァー》『舞台芸術』18号所収、角川学芸出版、2014年。