中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:語学文学文化専門演習(1)(2)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
語学文学文化専門演習(1)(2) 2026 通年 水1 文学部 安達 孝信 アダチ タカノブ 3年次配当 4

科目ナンバー

LE-FS3-D101,LE-FS4-D102

履修条件・関連科目等

書籍の形でも電子辞書でもよいが、しっかりした仏和辞書を所有していること。
フランス語の辞書を実際の仏文の文脈を踏まえて利用できること。
基本的なフランス語文法についてしっかりした知識を備えていること。

授業で使用する言語

日本語/フランス語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本ゼミでは、文学理論を学び、それを用いて文学作品を読解する技術を身につけていきます。今年度は物語論、精神分析批評、テーマ批評、ジェンダー批評、生成論といった各種の文学理論を、土田知則・青柳悦子・伊藤直哉『現代文学理論 テクスト・読み・世界』から学びながら、それを用いて19世紀の小説、特にエミール・ゾラ『居酒屋』(1877)を読解・分析していきます。本作はゾラが自然主義を打ち出し、爆発的な成功を収めた記念碑的作品ですが、一読しただけではパリの労働者階級の貧困とアルコール中毒を描いたあまり冴えない物語と感じられるかもしれません。なぜ卑近なテーマを扱ったこの作品が、19世紀を代表する傑作のひとつとなったのでしょうか。本ゼミを通して、その「小説の詩学」を学んでいきます。小説作品について普遍的に通用する読解の手法を会得することで、みなさんが卒業論文で自由に研究するための土台を作っていきたいと思います。
授業の進め方としてはまず文学理論の項目ごとに担当者を割り振り、それらを解説できるように準備してもらいます。その上で、ゾラ『居酒屋』の精読を行なっていきます。あらかじめ日本語訳を通読した上で授業に臨んでください。文学理論を用いて分析しやすそうな箇所を選択し、一年間かけて『居酒屋』フランス語の原文を読書会形式で読み切ります。訳読の担当者は、訳文を作成するだけでなく、文法事項についても参加者に説明できるように準備してください。また読解の過程で気になったこと、分からなかったことについて、さまざまな版の注に当たるなどして十分に調べあげることが求められます。担当者以外は、訳文についての質問、別の解釈の提示、さらには文学理論などを用いた分析など、毎回何らかの発言をすることが求められます。

科目目的

物語論、精神分析批評、テーマ批評、ジェンダー批評、生成論といった文学理論を学び、それを用いて19世紀フランス小説を中心とした文学作品を読解、分析できるようになる。




到達目標

1、基本的な文学理論について説明できるようになる。
2、辞書を丹念に引きながら、文学作品を正確に読解できるようになる。
3、文学理論を用いながら、文学作品を分析できるようになる。
4、適切な形式で口頭発表、レポート執筆ができるようになる。



授業計画と内容

第1回 授業概要説明/文学理論ごとの担当者決め
第2回 エミール・ゾラ『居酒屋』の概観
第3回 伝記的批評
第4回 歴史的・生成論的批評
第5回 社会学的批評
第6回 テーマ論的批評
第7回 精神分析的批評
第8回 物語論的批評
第9回 エミール・ゾラ研究史
第10回 『居酒屋』冒頭の読解(1)
第11回 『居酒屋』冒頭の読解(2)
第12回 『居酒屋』第2章、居酒屋の描写読解(1)
第13回 『居酒屋』第2章、居酒屋の描写読解(2)
第14回 理解度確認・まとめ

第15回 後期の授業計画説明
第16回 『居酒屋』第2章、集合住宅の描写読解(1)
第17回 『居酒屋』第2章、集合住宅の描写読解(2)
第18回 『居酒屋』第3章、結婚式の場面の読解(1)
第19回 『居酒屋』第3章、結婚式の場面の読解(2)
第20回 『居酒屋』第4章、転落の場面の読解(1)
第21回 『居酒屋』第4章、転落の場面の読解(2)
第22回 『居酒屋』第5章、クリーニング店の描写読解(1)
第23回 『居酒屋』第5章、クリーニング店の描写読解(2)
第24回 『居酒屋』第6章、グージェのハンマー読解(1)
第25回 『居酒屋』第7章、ジェルヴェーズの誕生日読解(1)
第26回 『居酒屋』第7章、ジェルヴェーズの誕生日読解(2)
第27回 『居酒屋』第11章、ナナの読解
第28回 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 60 夏と学期末の2度レポートを提出していただきます。
テキストのしっかりした理解に基づいて自分なりの論の組み立てができているか否かを評価します。
平常点 40 授業内部でのテキストの読み込み、課題提出

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

〈テキスト〉土田知則・青柳悦子・伊藤直哉『現代文学理論 テクスト・読み・世界』、新曜社、1996年 ISBN 9784788505797
〈テキスト〉エミール・ゾラ『居酒屋』古賀照一訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-211603-6
※必ず購入して毎回持参してください。
       その他に授業で使用する資料はmanabaで配布します。

〈参考文献〉
Alain Pagès, Émile Zola. Bilan critique, Nathan Université, 1999.
Colette Becker et Agnès Landes, Profil – Zola : L’Assommoir : analyse littéraire de l’œuvre, Hatier, 2002.
Vincent Jouve, Poétique du roman, 5e édition, Armand Colin, 2020.
そのほか、授業のなかで随時紹介していきます。

その他特記事項

参考URL

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