シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 経営史 | 2026 | 秋学期複数 | 火2,金4 | 商学部 | 久保 文克 | クボ フミカツ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-MN2-12XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前半では、まず入門として経営史という学問の特長を学んだ上で、近代的管理の成立と
大量生産システムの導入との関係をめぐって、イギリスとアメリカを比較していきます。
経営学で重要となる戦略や組織、それらが誕生した歴史についてもふり返ります。
後半では、日本の経営システムについて戦前と戦後を比較し、連続・不連続の両面について
考えます。
その上で、アメリカとも比較することによって、日本の独自性を明らかにしていきます。
バブル崩壊による持続的成長の終焉、そこから始まった「失われた30年」の途上にある
日本経済についても、企業システムのプラス面・マイナス面から考えていきます。
経営史では、マネジメント入門の復習以外にも、経営学の基礎についてわかりやすく説明して
いきますので、マネジメント入門を履修していない学生さんでも履修可能ですし、高校時代に
歴史が苦手だった人も問題ありません。
科目目的
経営史は経営学科の基本科目であり、1年次のマネジメント入門を踏まえ、3年次以上の専門
科目を学んでいくための基本を学ぶ科目ですが、マネジメント入門よりは専門的となります。
経営史とは、主にトップマネジメントの意思決定に注目しながら、企業経営の歴史をふり返る
学問ですので、その意思決定プロセスの重要性を学んでいきます。
到達目標
具体的な事例を通して理解する習慣を身につけること、革新を成し遂げた経営者(企業者)の
意思決定プロセスを理解すること、比較を通して経営者や企業の独自性を明らかにすること、
そして、経営史によって「歴史を見る眼」を養うこと、以上が経営史の到達目標であり、
社会に出て役立つ経営の本質を理解する力の習得を目指します。
授業計画と内容
★毎回の講義構成
1 3回の小テスト(50字の論述問題2問、5分、10点、3回)
2 小テストがあった場合:小テストの講評と質疑(5分程度)
3 今日の講義(70-75分程度)
4 今日のチェックポイント(15分程度)→自宅学習用の復習用音声パワポ
5 講義内容についての質疑応答(希望者のみ)
【お願い】
質問に来られる場合は、マスクを着用されて質問してください。
複数の基礎疾患があるため、罹患して休講となることを防止するためですので、ご協力をお願いします。
★講義内容
※以下の番号は、テキストの番号と合致していませんが、manabaにアップするスケジュール表(日程含む)については、実際の順番通りになっていますので、ご安心ください。
1 マネジメント入門と経営史
2 経営史へようこそ!
第1部:一般経営史
3 社会科学の「科学」とは、どのようなものでしょうか?
4 経営史という学問は、どのような特徴を持っているのでしょうか?
5 経営史のアプローチについて、その独自性を考えてみましょう!
6 株式会社は、なぜ誕生することになったのでしょうか?
7 イギリス東インド会社は、なぜ民主的株式会社のルーツとなったのでしょうか?
第2部: 欧米経営史
8 産業革命期のイギリスの工場主は、どのように直面した問題を解決したのでしょうか?
9 なぜ内部請負制度は有効に機能し、後に崩壊したのでしょうか?
10 イギリスが衰退し、アメリカが発展した要因は何でしょうか?大量生産を軸に考えましょう!
11 同じ技能を持った労働者に、同じ賃金を支払うようになった基準はどのようにできたので
しょうか?
12 高賃金と低価格は、どのようにして両立できたのでしょうか?
13 戦略を有効に活かすためには、どのような組織が必要となるのでしょうか?
14 多角化を活かす事業部制組織とは、どのような組織でしょうか?
15 第1部と第2部のまとめと質問の時間
試験期間:中間テスト
第3部: イノベーションから見る経営史
16 技術と消費者の視点から、イノベーションについて考えましょう!
第4部: 日本の経営システムをめぐる戦前と戦後の比較
17 労使協調は、どのようにして生まれたのでしょうか?
18 日本的雇用システムは、どのようにして誕生したのでしょうか?
19 内部昇進システムについて、アメリカと比較しましょう!
20 緊密な政府と企業の関係は、どのように生まれたのでしょうか?
21 財閥の多角化戦略について、株式会社制度の導入と関連づけて考えましょう!
22 長期的経営は、なぜ可能となったのでしょう?
23 戦後日本経営システムの柔軟性は、どのようにして可能となったのでしょうか?
第5部:企業間競争から見る戦後日本経営史
24 後発企業のブランド構築戦略について、ソニーとホンダを事例に考えましょう!
25 リーダー企業が逆転される条件について、キリン・アサヒとダイエー・イトーヨーカ堂を
事例に考えましょう!
26 後発企業がリーダー企業を逆転する条件について、味の素とオタフクソースを事例に考え
ましょう!
27 企業間競争と後発企業効果 レトルトカレー市場
28 第3部から第5部のまとめと質問の時間
試験期間:期末テスト
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
自宅学習用に提供する復習用の音声入りパワポを聞き、曖昧な箇所をくり返し聞いて理解を深める
ことが、小テスト、そして、中間テストや期末テストに向けて重要となります。
暗記ではなく、理解し納得する術も学んでください。
そのためには、授業中のノートテイク(講義を聞き、納得し、ポイントを自分の言葉で書き
留める)が重要となりますが、詳しくは最初の講義で説明しますので、必ず出席してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 43 | 100点満点 |
| 期末試験(到達度確認) | 43 | 100点満点 |
| 平常点 | 14 | 3回の小テスト30点 |
成績評価の方法・基準(備考)
合計230点を100点満点に換算し成績評価します
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
前回の質問や小テストの解説への質問については,全員に対してフィードバックし、
共有します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
書き込み式テキスト『経営学入門から経営史へ』第3版(生協のみで販売)を毎回使用しますので、必ず事前に生協で購入して講義に臨んでください。
なお、参考文献については授業中に紹介します。
その他特記事項
★履修上の注意★
1 出席しないと単位は取れません。
チャイムと同時に、教室はロックアウトされ入室できなくなります。
早起きが苦手な人には不向きな講義です。
2 大学とは、高い学費に見合うわかりやすい講義に出席し、積極的に学ぶことが基本です。
この点に賛同できない方は、履修しないでください。
3 ミスマッチングを回避するため、必ず第1回目の講義に最初から出席ください。
4 皆さんの将来の就職活動を考え、あえて社会的常識について苦言を呈する厳しい教員です。
オンとオフの切り替えを学んでいただくため、リフレッシュタイム以外は飲むことは
できません。
5 私の消費者は履修者ではなく、実力に関係なく、毎回出席し、真面目に勉強する学生さん
です。
6 公認会計士等の資格志望者にとっても、将来、監査法人に就職する上での基礎力となります。
★久保のこだわり★
卒業式の日に、「中大商学部に入学してよかったなあ」との満足感を全員に実感していただける
ように、私も精一杯頑張りたいと思っています。
・ソフトウェアについて
使用しません