シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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品質環境マネジメント特論 | 2025 | 前期 | 月3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 中條 武志 | ナカジョウ タケシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-SS5-7C13
履修条件・関連科目等
学部の講義「品質管理」「品質環境マネジメント」「マーケティング・リサーチ」「新製品開発論」などを履修していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
品質環境マネジメントの方法論の内、特に製品・サービスの企画・設計・開発の側面に焦点を絞り、最近の研究を取り上げて講義・検討する。例えば、市場分析の手法と消費者行動のモデル、安定化設計のためのパラメータ設計と許容差設計などである。
科目目的
品質環境マネジメントに関する専門的な知識を自分で学び、自分の問題・課題に対して活用できる力を身につけることを目的とする。
到達目標
製品・サービスの企画・開発に関する概念・方法論を体系的に理解し、関連する専門書を自分で読める力を身につける。
授業計画と内容
製品・サービスの企画・設計開発に関する専門書または論文を読んで発表し、討論を行う。学んだ内容をもとにプロジェクト研究を行う。
<例>
第1回 ガイダンス
第2~13回 選定した専門書または論文の輪読
第2回 商品企画(1)-顧客価値と顧客価値創造
第3回 商品企画(2)-既存顧客維持戦略の有効性と必要性
第4回 商品企画(3)-顧客満足と経営の関係
第5回 商品企画(4)-製造業における商品企画の実態調査
第6回 商品企画(5)-顧客満足度の構造分析と本質機能・表層機能の識別方法
第7回 商品企画(6)-顧客満足情報の収集における質と効率
第8回 設計開発(1)-最近のモノづくり
第9回 設計開発(2)-問題発見と問題解決
第10回 設計開発(3)-プロセスマネジメント
第11回 設計開発(4)-プロセスの見える化
第12回 設計開発(5)-技術力アップ
第13回 設計開発(6)-デザインレビューとデータベース
第14回 プロジェクト研究の発表・討論とまとめ
使用する専門書
[1]丸山一彦「戦略的顧客満足活動と商品開発の論理」ふくろう出版
[2]日本品質管理学会中部支部産学連携研究会編「開発・設計におけるQの確保」日本規格協会
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当となった専門書・論文の調査・学習を授業外で行う。また、発表資料の準備を行う。授業における発表・討論で疑問に思ったことは、そのままにしないで、自分で調べてみること。また、プロジェクト研究にチームで取り組む。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 1)担当した回の発表および質疑の内容・状況 60% 2)他の回における質問・意見の内容・状況 40% により、取り上げた専門書・論文の内容を理解する解力を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要に応じて授業中に指示する。