シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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基礎セミナー(商業学) | 2025 | 前期 | 金1 | 商学研究科博士課程前期課程 | 井上 真里 | イノウエ マサト | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-OM5-001L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では、商業学(あるいは商学)の初学者向けに商品(財、サービス、アイデア)の取引と卸・小売システムの基礎的・体系的知識の習得を目指します。
科目目的
本講義の目的は、商業学ひいては流通・マーケティングを研究する上で必要不可欠な理論を学び、その研究対象である企業が直面しているさまざまな課題について評価や提案などを行える能力を身に付けることです。
到達目標
本講義の目的に基づくと、より具体的な到達目標としては以下の3つが挙げられます。
①商品(財、サービス、アイデア)の取引について説明できるようになること。
②卸・小売のシステムやマーケティングの原理について説明できるようになること。
③企業の流通・マーケティングに関する諸課題を把握し、自分なりの解決案を示せるようになること。
授業計画と内容
1.オリエンテーション(本講義の目的と概要について、成績評価方法について)
2.商業学の対象:流通とは何か
3.流通とマーケティング:市場問題・販売実現・顧客満足
4.流通の機能と機関:企業の責任・取引に関する法律・規制
5.流通・商業の生成と発達
6.経済の成長と流通・商業
7.生産の高度化と流通:商品と商品開発の仕組み
8.商業と小売業:価格決定と市場の役割
9.小売機構と小売業
10.小売業の形態
11.小売業の業態
12.小売市場と競争構造:経済・企業・市場の国際化
13.卸売業の存在意義
14.総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 理論を適用することにより、構造が複雑な現象を簡潔に把握・説明することができるか。 |
平常点 | 50 | 毎回の講義における参加の度合い・発言内容。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはとくに指定せず、講義前に資料をmanabaで送付します。参考文献は以下のとおりです。
①鈴木安昭『新・流通と商業(第6版)』有斐閣、2016年。
②田村正紀『流通原理』千倉書房、2001年。
③矢作敏行『現代流通』有斐閣アルマ、1996年。