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シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:ベーシック演習Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
ベーシック演習Ⅱ 2026 秋学期 火5 商学部 佐久間 英俊 サクマ ヒデトシ 1年次配当 2

科目ナンバー

CM-AD1-02XS

履修条件・関連科目等

1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

SDGsと企業経営

(春学期/秋学期)
 いま世界中でSDGs(国連が提唱した持続可能な開発目標)に注目が集まるのはなぜ。一方、用語の普及に比べ実際の問題解決はそれほど進まないのはなぜでしょうか。
 既存の市場システムは便利な生活を実現しましたが、他方では様々な社会問題も生みました。格差の拡大(所得、地域、南北など)、食の安全侵害(有害な添加物、残留農薬、異物混入など)、環境破壊、放射能汚染、エネルギー危機、ジェンダー不平等などです。他方、様々な業界で不公正取引、商品の偽装表示、過労死、差別、脱税など企業の不祥事が続出しています。これらは21世紀にふさわしい企業行動とは言えません。企業が社会問題の解決と向き合うべき時代が来ています。
 本演習は企業経営の入門演習です。社会的経営を素材にして、初学者にも分かる平易な内容を取り上げます。社会的経営とは、社会の利益に配慮した組織マネジメントのことです。①社会問題、②CSR(企業の社会的責任)、③企業経営の3つをキーワードに、新書を中心としたテキストを数冊読みます。現代企業が抱える問題を広い視野からとらえ、いま私たちが直面している問題の実態を把握し、企業の経営理念・目的や戦略との関係を考えます。つまり、1)いま社会が抱える問題とは何か、2)それらの発生原因はどこにあるのか、3)企業の戦略や競争はそれらとどう関わっているのか、4)どのようにして問題を解決していけば良いかといった点を、私たち消費者(生活者)の目線から考えていきます。
〔授業の進め方〕
 テキストの範囲を読み、週1回の演習に参加します。1人ずつ順番に当たる報告担当者が、テキスト範囲についての簡単な要約と論点・疑問点を載せた報告レジュメを使って報告し、質問や論点を出し合い、簡単な疑問点を解決した後、論点について議論します。
 この他、事前研究をした後、フィールドワークにも出かける予定です。最後は1人ずつ異なるテーマについて調べ、レポート(数千字)にまとめます。

科目目的

この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。

 新書レベルの簡単なテキストを用いて、現実についてのイメージを作るとともに、集団で議論する力を身につけます。本演習を通じて、まだ専門教育を受けていない1年次生が専門教育分野にも関心をもち、専門教育課程への移行をスムーズに行えるよう橋渡しします。

到達目標

(春学期/秋学期)
 ①様々な社会現象や企業経営の実態を知ること、②それらに関わる問題意識をもつこと、③各人が報告資料を作成し発表できるようになること、④集団で議論する力を身につけることなどを目的としています。

授業計画と内容

(春学期/秋学期)
第1回 自己紹介、授業計画などの説明、役割分担など
第2回 中央図書館書庫および研究所書庫見学(予定)
第3回 講義――社会的経営とは何か
第4回 テキスト報告および討論① SDGsと企業活動
第5回 テキスト報告および討論② 食品購入先としての小売業
第6回 テキスト報告および討論③ 日本の取引関係
第7回 ビデオ鑑賞
第8回 テキスト報告および討論④ フランチャイズ・ビジネスの課題
第9回 テキスト報告および討論⑤ 業務責任と過労死問題
第10回 外部講師による講演(予定)
第11回 テキスト報告および討論⑥ 食品ロス問題と解決策
第12回 テキスト報告および討論⑦ 所有関係からみた経営の問題
第13回 テキスト報告および討論⑧ 情報システムの功罪
第14回 春学期活動のまとめ
第15回 テキスト報告および討論⑨ 海外展開と雇用喪失
第16回 テキスト報告および討論⑩ 社会的経営を捉える理論
第17回 テキスト報告および討論⑪ ポストコロナの消費生活
第18回 ビデオ鑑賞
第19回 商品の安全性に関するテキスト報告および討論① 食品添加物の脅威
第20回 商品の安全性に関するテキスト報告および討論② 食の安全を守る政策
第21回 環境問題に関するテキスト報告および討論① 様々な環境問題
第22回 フィールドワークの訪問先資料報告および討論
第23回 環境問題に関するテキスト報告および討論② 持続可能な社会を実現するための政策
第24回 ジェンダー問題に関するテキスト報告および討論 ジェンダーと社会
第25回 社会的経営に関するテキスト報告および討論① 利潤志向と社会志向
第26回 社会的経営に関するテキスト報告および討論② SDGsと企業責任
第27回 フィールドワーク(予定)
第28回 研究活動総括と期末課題の提示

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

(春学期)
・テキストの予習は必須です。(約2時間)
・授業時間中に指示する文献・資料を読み、テレビの特集番組を視聴すること。(各々約1時間)
・実際の企業経営にふれることを重視し、工場見学などフィールドワークを行う予定です(過去には森永乳業、JAL、アサヒビール、味の素、キユーピー、日本コカ・コーラ、明治製菓、ロッテ、サントリー、キリン、日産、新日鉄などを見学)。事前に訪問先について研究を行い、質問書を作成し、調査当日に回答してもらいます。(約2時間)
・年度末に課題レポート(数千字)を提出。(約10時間)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 20 提示した課題に関して、問題意識の斬新さ、分析の深さ、参考文献の質と量、文献引用方法の適切さ等の点から、総合的に判断します。
平常点 80 ゼミへの参加回数、授業態度、報告の出来、発言の回数と質などを総合的に評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

現実の社会問題や企業の課題を調べ、報告をしたりレポートをまとめる。それに対してコメントをする予定です。またフィールドワーク調査の前には、事前に対象とする訪問先の置かれた環境条件(法令、消費動向、競争状態等)と課題を調べ、質問書を送付しておいて、当日訪問先担当者から回答してもらう予定です。

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

経営の現場で活躍する企業人、または社会運動に取り組むNPO代表などを予定

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

営利企業や非営利組織が抱える社会的課題について、経営者の視点、あるいは市民(消費者・生活者)の視点から実際に問題解決にあたっている当事者に学ぶ。

テキスト・参考文献等

(春学期/秋学期)
〔テキスト〕
◎大西広『バブルと資本主義が日本をつぶす――人口減と貧困の資本論』ちくま書房、2024年。
 その他候補は以下。
・青木美希『なぜ日本は原発を止められないのか?』文春新書、2023年。
・姉歯暁『豊かさという幻想――「消費社会」批判』桜井書店、2013年。
・加賀美太記・佐久間英俊・森脇丈子編著『コンビニエンスストアと日本の流通――流通経済論からの分析』文理閣、2024年。
・小野雅之・佐久間英俊編著『商品の安全性と社会的責任』白桃書房、2013年。
○河田賢一・金度渕・堂野崎衛編著『流通・マーケティング研究の新地平』筑波書房、2025年。
・武本国弘『海の中から地球が見える――気候危機と平和の危機』改訂版、あけび書房、2025年。
○暉峻淑子『対話する社会へ』岩波新書、2017年。
・日本子孫基金『食べるな、危険!』講談社、2002年。
・原英二『知ってほしい食品添加物のこと』日本消費者連盟ブックレット、2023年。
・三浦清一郎・渡辺いづみ『格差こそが日本社会の病理――共同と連帯で、資本主義がもたらした競争原理の毒を薄めて生き方を変える』コミュニティブックス、2023年。
・和田武『気候危機打開と社会変革――再生可能エネルギー100%で創る持続可能な社会』新日本出版社、2025年。
〔参考書〕
・池上彰『学び続ける力』講談社現代新書2188、2013年。
・斎藤孝『読書力』岩波新書、2002年。
・日本消費者連盟『消費者レポート』各号。
 その他、授業の中で随時紹介します。

その他特記事項

〔課題図書〕
 なし
〔ソフトの使用〕
 オンラインソフトとして、Webexを使用する。
〔注意事項〕
(1) 書籍代や読書時間を惜しまず、真剣に学びたいという学生の参加を望みます。
(2) 授業への毎回出席と議論への参加は当然の義務とします。
(3) 理由なき欠席や遅刻を繰り返す学生には、参加を遠慮願うことがあります。
(4) ゼミの運営は学生自身が主体的に行ってもらいたい。
〔募集人数〕
15名

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