シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 技術経営論 | 2026 | 秋学期複数 | 金5,金6 | 商学部 | 藤井 享 | フジイ トオル | 3・4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-MN3-34XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ICTがモノに融合し、モノのインターネット化(Internet of Things)が進む昨今、第4次産業革命が到来している。産業の構造が激変するだけでなく、個人の生活までもが大きく変わろうとしており、モノづくりを行っている製造業のみならず、物流、金融業、情報産業などのサービス産業等も変革せざるを得ない状況にいる。そんな状況下において、企業の(広義での)技術・ノウハウは、他の企業との差別化や企業が存続するためのキーとなっている。本授業では、人類の発展の原動力となる産業革命や技術革新の変遷の中で、企業経営における技術のあり方・活用方法を理解し、次世代の技術経営とイノベーションの方向性を紐解いていく。
科目目的
本科目は、カリキュラム上の経営分野系の専門科目として位置付けられていることから、この科目での学修を通じて、日本の強みの一つである「技術」に対する認識を深めるとともに、製造業の経営に対する基礎的な知識を習得することを目的とする。日本の企業は、「技術で勝ってビジネスで負ける」という問題点を理解し、モノづくり企業にとって、自分たちの持っているコアテクノロジーと、その技術をユーザにどう提供するかを考える。特に、技術を戦略的マーケティングやビジネスモデル構築の視点から学修し、日本企業の強みを活かした経営をどのようにハンドリングしていくべきか、事例研究を通して考察する。
到達目標
本授業では、産業革命や技術革新の変遷を理解し、グローバル競争社会における各国の企業の立ち位置・実態を捉え、日本企業(製造業)の保有する技術や、企業戦略としてのイノベーションが企業経営にどのような影響を与えるかについて検討する。具体的には、技術革新、商品開発、事業の変革、製造改善等企業における様々な課題に対して、企業の事例を用いながら、その背後に存在する理論やフレームワークを学び、技術をベースとする経営をどのようにマネジメントするかを習得するのを目標とする。多くの匠の技を持つ日本の製造業のケイパビリティをどのように活かしていくべきなのか。その方向性を理解する。
授業計画と内容
1. ガイダンス・技術経営(Management of Technology)とは
2. 第4次産業革命と超スマート社会
3. イノベーション(プロセスとパターン・ドミナントデザイン)
4. 破壊的イノベーション(イノベーションのジレンマ)
5. 事例研究①(イノーベーション・パターン事例分析)
6. 研究・技術開発マネジメント①技術ロードマップの作成と活用
7. 研究・技術開発マネジメント②業界標準のマネジメント
8. 製品アーキテクチャのマネジメント(モジュール化と統合化)
9. 事例研究②(製品アキテクチャー事例分析)
10. テクノロジーマーケティング(SWOT・成長マトリックス・PPM)
11. テクノロジーマーケティング(5 Force・3C)
12. 知識創造(ナレッジ・マネジメント)とケイパビリティ
13. 事例研究③(5 Force事例分析)
14. サービス・ドミナント・ロジックと製造業のサービス化
15. 事例研究④(製造業のサービス化事例分析)
16. スマートインフラ戦略(理論)
17. スマートインフラ戦略(事例)
18. VUCAな時代の技術経営戦略
19. 製造DXの現在地点(日本の製造業の課題点)
20. 製品開発の新展開(マスカスマイゼーションとソフトウエアファースト)
21. 事例研究⑤(サービスイノベーションの利益創出分析)
22. 技術経営における組織・人財マネジメント①(製品開発システムの組織形態)
23. 技術経営における組織・人財マネジメント②(リーダーシップと人財管理)
24. テクノロジーとベンチャー起業
25. 組織デザインと事業戦略
26. ゲストスピーカーによる講義
27. 第5次産業革命にむけて
28. まとめ
※進捗状況により変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前に配布した授業スライドに基づき、予習・復習を行うこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 25 | 平常点(授業への参加度・発言・授業レポート) |
| 期末試験(到達度確認) | 25 | 課題レポート等 |
| レポート | 50 | 中間・期末試験 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価方法は、7割以上出席した学生にのみ成績判定を行う。
合計100点で60点以上を合格とする。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
事例研究を通して、ワークショップ(課題発見~課題解決に向けたPBL授業を行う
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
講師オリジナルの授業スライドを事前に配布する
〔参考書〕
MOT(技術経営)入門
著者:延岡健太郎
日本経済新聞社
定価:3000円
その他特記事項
ソフトウェアは特になし