シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ファイナンス論 | 2026 | 春学期複数 | 水1,水2 | 商学部 | 熊本 方雄 | クマモト マサオ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-FN2-11XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ファイナンス論の基礎として、(1)資産価格論、および、(2)企業金融論に関する基礎を学びます。(1)資産価格論においては,証券投資におけるリスク・リターンの関係を理解し、債券・株式・デリバティブなどの金融資産の価格付けやポートフォリオ選択に関する基礎知識を学ぶ。(2)企業金融論においては、資本コストを理解し、企業価値を最大化するためには、どのように資金調達を行い、どのようなプロジェクトに投資し、獲得した利益をどのように資金提供者に還元すべきかを学ぶ。
科目目的
金融学科では必修科目、金融学科以外では分野別専門科目に位置づけられています。
金融学科の学生は、マネー&ファイナンス入門の学習を発展させた、ファイナンス分野に関する基礎的な考え方を理解することを目的とします。また、3年次以降の学科選択科目につながる科目です。
金融学科以外の学生は、社会で必要とされるファイナンス分野の基礎を理解することを目的とします。
証券アナリスト試験や公認会計士試験にも関連する内容です。
到達目標
本講義の到達目標は、資産価格論と企業金融論に関する基礎的な理論を理解し、基礎的な計算ができるようになること、また、これらの理論を応用し、現実に起こっている事象の分析ができるようになることです。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 金融市場・金融機関・金融商品(株式・債券)
第3回 単利と複利
第4回 将来価値と現在価値,内部収益率,利付債と割引債の利回り
第5回 スポットレートとフォワードレート,利付債と割引債の価格
第6回 デュレーションとコンベキシティ
第7回 金利の期間構造
第8回 配当割引モデルと残余利益モデル
第9回 株価指標(PBR,PER)と 財務指標(ROA,ROE,ROIC)
第10回 確率論・統計学の基礎
第11回 リスクとリターン
第12回 ポートフォリオ理論(平均分散アプローチ)
第13回 資産市場価格付けモデル(CAPM)
第14回 アノマリー
第15回 ファクター・モデルと無裁定価格付け理論(APT)
第16回 パフォーマンス評価,アクティブ運用とパッシブ運用(投資信託)
第17回 先物と先渡
第18回 スワップとオプション
第19回 オプション価格付けモデル:二項モデル
第20回 企業の投資理論:限界効率理論
第21回 資本コスト:加重平均資本コスト(WACC)
第22回 モジリアーニ・ミラーの定理(MM定理)
第23回 トレードオフ理論(税金と倒産コスト)
第24回 ペッキング・オーダー理論とマーケットタイミング理論(情報の非対称性)
第25回 利益還元政策:配当政策と自社株買い
第26回 エージェンシー問題とコーポレート・ガバナンス
第27回 サステナブル・ファイナンス
第28回 スタートアップ・ファイナンス
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業資料はmanaba掲載します。授業のポイントを理解して出席しましょう。また授業終了後に復習をして、理解を深めることも必要です。
毎回の資料に計算学習に関する練習問題を載せます。この練習問題を通じて、授業がどれくらい理解できているか判断ができます。理論の理解や現実への適用など、授業中の事例分析で学んだことについて、新聞などの記事を利用した応用学習も重要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 100 | 講義内容全般に関し、計算と論理的な説明ができることを確認します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
「テキスト」
特に指定しない。
授業で利用する資料はmanabaで配布する。
「参考文献」
<資産価格論>
・小林・芹田『新・証券投資論 1 理論篇』日経BPマーケティング、2009年、ISBN : 978-4532133726
・伊藤・諏訪部・荻島(著)浅野・榊原(監)『新・証券投資論 第2巻-実務篇-』日経BPマーケティング、2009年、ISBN : 978-4532133733
・ルーエンバーガー『金融工学入門 第2版』日本経済新聞出版社、2015年、ISBN : 978-4532134587
<企業金融論>
・砂川『コーポレートファイナンス入門〈第2版〉』 日経文庫 、2017年、ISBN : 978-4532113681
・新井・高橋・芹田『コーポレート・ファイナンス』中央経済社、2016年、ISBN : 978-4502183515
・ブリーリー・マイヤーズ・アレン 『コーポレート・ファイナンス 第10版 上 』 日経BP、2014年、
ISBN : 978-4822248604
・ブリーリー・マイヤーズ・アレン 『コーポレート・ファイナンス 第10版 下 』 日経BP、2014年、
ISBN:978-4822248611