中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:演習Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習Ⅰ 2026 春学期 火3 商学部 中野 暁 ナカノ サトシ 3年次のみ 2

科目ナンバー

CM-IF3-11XS

履修条件・関連科目等

3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【研究テーマ】
マーケティング・リサーチ

このゼミでは、「マーケティング・リサーチ」をテーマに研究の考え方を学び、マーケティングの発想を持ちながら、それを実践していく力を養っていきます。
具体的には、①マーケティング・リサーチ方法論と②マーケティングの実証研究を核としながら、学術研究の作法や論理的思考、データ分析について学んでいきます。
3年次では、輪読やグループ研究を行い、最終的に4年次では、個人で卒業論文を執筆します。また、機会をみて企業とも連携した試みを行います。

科目目的

この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。

現代のマーケティングでは科学的な意思決定が重視され、そのためには様々な種類のデータを活用していくことが求められています。一方で、データを活用してくためには、(1) そのデータを正しく集める力、(2) 集めたデータを適切に分析する力が必要です。そして、何より、(3)研究やビジネスの目的を設定し、それに応じて、データに基づいて知見を創出し、提言していく力が必要です。

このような(1)~(3)の実践力を学術論文の作成を通じて身につけていくことが、本科目の目的となります。

到達目標

(1) データを適切に収集し評価する力を、マーケティング・リサーチ方法論を学びながら身につけていく
(2) 集めたデータを適切に分析する力を、マーケティングの実証研究を通じて身につけていく
(3) 論文作成を通じて、問いの設定やデータに基づく議論、応用の力を養う

授業計画と内容

全体の流れ

3年 春学期
研究の基礎知識を学習します。
(1) マーケティング・リサーチ方法論
調査の設計や対象者のバイアス、不適切回答の識別等
(2) マーケティングの実証研究
  消費者行動理論に基づき、仮説を設定し、データを収集・分析

テキストおよび論文の輪読を行います。なお、(2)については、各年でゼミ内テーマを設定し、そのテーマに関わる論文を探索します。

3年 秋学期
複数人でのグループ研究を企画実施します。マーケティング・リサーチ方法論、ないしは、マーケティングの実証研究(当年のテーマに関連したもの)のどちらかをチーム内で選択し、それに関わる研究の企画・実行を行います。

なお、担当教員の講義である「マーケティング・リサーチ」未履修者は、3年次中に履修することを求めます。

4年 
卒業論文に向けて、個人でテーマを設定し、論文を書いていきます。

<3年 春学期>
1. イントロダクション・役割決め
2. 研究とは何か、論文の読み方
3. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(1) 調査設計
4. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(2) 種々のデータとそのバイアス
5. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(3) 総調査誤差フレームワーク
6. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(4) 回答精度の評価
7. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(5) 不適切回答者識別 IMC
8. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(6) 不適切回答者識別 DQS
9. マーケティング・リサーチ方法論 文献の輪読とディベート(7) 総合討議
10. マーケティングの実証研究 テーマ探索
11. マーケティングの実証研究 関連論文の紹介 (アブストラクト)
12. マーケティングの実証研究 リサーチギャップの見つけ方と理論的・実務的貢献
13. マーケティングの実証研究 論文のまとめ報告
14. マーケティングの実証研究 論文のまとめ報告 (改訂報告) 、研究グループの決定

<3年 秋学期>
15. イントロダクション、グループでの夏季成果の報告
16. 研究テーマに関する議論
17. 研究テーマの補強:必要な文献調査等
18. 調査設計(1)
19. 調査設計(2) 前回コメントに対する修正確認
20. 調査実施・結果の簡易報告
21. データ分析
22. 結果の考察・ディスカッション
23. 発表準備 (1)
24. 発表準備 (2) 前回コメントに対する修正確認
25. 発表会
26. フィードバック
27. 卒論に向けた個人テーマ検討(1)
28. 卒論に向けた個人テーマ検討(2) 前回コメントに対する修正確認

<4年 春学期>
1. イントロダクション・研究計画発表
2. 研究計画の精緻化(1) リサーチギャップと貢献
3. 研究計画の精緻化(2) 前回コメントに対する修正
4. 研究計画の精緻化(3) 再修正 
5. 先行研究調査(1) 関連文献の網羅性の確認
6. 先行研究調査(2) 調査結果の報告と議論
7. 先行研究調査(3) 不足部分の改訂
8. リサーチクエスチョン・仮説の精緻化(1) 発表
9. リサーチクエスチョン・仮説の精緻化(2) 前回コメントに対する修正確認
10. 調査設計(1) 雛形の提示
11. 調査設計(2) 討論
12. 調査設計(3) 修正反映・実査前最終確認
13. データ収集の確認
14. まとめと今後の進め方の確認

<4年 秋学期>
15. 夏季 成果報告
16. データ分析とディスカッション(1) 不足部分の確認
17. データ分析とディスカッション(2) 追加分析の結果発表
18. データ分析とディスカッション(3) 分析結果の確定
19. 論文執筆と進捗報告(1) イントロダクション確認
20. 論文執筆と進捗報告(2) イントロダクション改訂
21. 論文執筆と進捗報告(3) 主要結果の確認・改訂
22. 中間報告
23. 論文執筆と進捗報告(4) 全体構造の確認
24. 論文執筆と進捗報告(5) 全体構造に対するコメントへの対応
25. 論文執筆と進捗報告(6) 個別箇所の確認
26. 論文執筆と進捗報告(7) 個別箇所に対するコメントへの対応
27. 論文の精査
28. 最終報告

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

演習成果の報告を頻繁に行っていただくため、授業時間外でその準備が必要になります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 演習課題の発表 50%
ディスカッション・講義への貢献 50%

成績評価の方法・基準(備考)

講義への参加を重視します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

必要に応じてOnline会議システムを使用して講義を行う場合があります。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

国内のマーケティング・リサーチ企業で8年間の実務経験があります。メーカー、小売、広告・メディア等の顧客のマーケティング・リサーチ業務遂行支援やデジタル・マーケティング実践、データサイエンス技術を用いた課題解決、共創型の定性ワークショップ等の業務に携わってきました。また、行動ログデータを用いたマーケティング・リサーチシステムの新規事業開発、データ品質管理(消費者パネルデータの調査設計、バイアス検証、補正技術開発)やマーケティング・リサーチ手法に関わる研究開発業務の経験があります。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

ビジネスにおけるマーケティング・リサーチと、学術研究におけるマーケティング・リサーチの違いを踏まえながら、双方において実践的に活用できる考え方・手法を提供します。
実務における事例についても適宜紹介します。

テキスト・参考文献等

テキストは適宜指示します。


参考文献
教員の専門分野については、以下の書籍・論文を参考にしてください。

書籍

中野暁 (2025), 小売チャネル統合と顧客行動の科学: リアルとオンラインをつなぐマーケティングの実証分析, 千倉書房.


論文

マーケティングの実証研究 (小売やメディアに関わる消費者行動)
中野暁, 勝又壮太郎, 山口真一, 一小路武安, 生稲史彦 (2024). 消費者はどのように決済手段を選択するか?状況的要因と個人要因を用いた選択行動分析. マーケティング・サイエンス, 31(1), 9-37.

Satoshi Nakano (2023), Customer demand concentration in online grocery retailing: Differences between online and physical store shopping baskets. Electronic Commerce Research and Applications, 62:101336, 1-9.

Satoshi Nakano, Naoki Akamatsu, and Makoto Mizuno (2022). Consumer panic buying: Understanding the behavioral and psychological aspects. International Journal of Marketing & Distribution, 5(2), 17-35.

一小路武安, 勝又壮太郎, 中野暁, 山口真一, 生稲史彦 (2022). 覇権・成熟・成長期におけるコミュニケーション・プラットフォームの競争戦略. 組織科学, 55(3), 34-48.

Satoshi Nakano and Fumiyo Kondo (2018)​​. Customer segmentation with purchase channels and media touchpoints using single source panel data. Journal of Retailing and Consumer Services, 41, 142-152.


マーケティング・リサーチ方法論
中野暁, 竹内真登, 長崎貴裕 (2025). トラップ質問に接した回答者は、その後の回答行動を変えるのか?―不注意・努力不足回答識別法による注意喚起効果―. 消費者行動研究, to appear.

中野暁, 残間大地 (2017). メディア利用時間における自己申告型調査と行動ログの乖離に関する研究―個人のスマートフォン利用時間を対象とした実証分析―. 行動計量学, 44(2), 129-140.

その他特記事項

ノートPCは毎回持参していただきます。
研究遂行や輪読に関わるテキスト等は、購入が必要となります。

[募集人数]
15名
[募集方法]
〇レポート
〇面接
[国外実態調査]
実施しない
[ソフトウェアの利用]
分析には、RおよびEXCELを使用します。

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.