シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 演習Ⅱ | 2026 | 秋学期 | 金5 | 商学部 | 酒井 麻衣子 | サカイ マイコ | 3年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF3-12XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】
消費者視点のサービス・マーケティング研究
【概要】
本演習では、消費者の視点に立ってサービスのマーケティングを研究します。
3年次では、個人やグループでの様々なインプットとアウトプットを通じて、以下のことを学び、身に着けます。
(1)サービス・マーケティングの理論と実践
(2)消費者調査とデータ分析の技術
(3)学術研究の一連の手続き
その上で4年次は、おもに「サービスに関わる消費者行動や消費者心理」に焦点を当てた研究テーマを各々で設定し、実証研究を行い、卒業論文を執筆します。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
生産、消費、労働といったあらゆる側面で、経済のサービス化が進んでいます。
現代のマーケティングでは、モノとサービスが一体となって提供されることが当たり前となり、企業から一方的に価値を提供するのではなく、企業と消費者が協同して価値を共創することが志向されるようになりました。
本演習の目的は、現代の企業活動で必須となるサービス・マーケティングについて、消費者の視点から理論的に捉え、分析し、理解できるようになることです。また、学術論文を執筆する経験を通して、一つのテーマを深く考え抜く力と、論理的に検証し、考察し、文章で表現する力を身に着けることです。
到達目標
・サービス・マーケティングの諸理論を理解し、基本的な知識を説明できる
・企業の行うサービス・マーケティングの実例を、理論に基づいて分析・解釈できる
・消費者調査の一連の手続きを理解し、実施できる
・学術研究の一連の手続きを理解し、実施できる
・学術論文を執筆できる
授業計画と内容
2年間で以下のような内容を予定しています。
(1)サービス・マーケティングの理論と実践の修得
・3年次春学期の「サービス・マーケティング論」を履修する。
・3年次春学期にグループでサービス・マーケティングの事例研究を行う。
(2)消費者調査とデータ分析の技術の修得
・3年次の「マーケティング・リサーチ」を履修する(2年次に未履修の場合)。
・3年次秋学期にグループで定量的な実証研究を行う。
※企業との産学連携研究プロジェクトになる場合もある
(3)学術研究の一連の手続きの修得
・3年次春学期にグループで学術論文を輪読する。
・3年次秋学期にグループで定量的な実証研究を行う。
・3年次を通して、学術研究の進め方・論文の書き方の基礎を学ぶ。
(4)卒業論文の執筆
・3年次の学びと並行して、自分自身の研究テーマを探る。
・4年次より具体的な研究計画を立て、研究を進め、卒業論文を完成する。
■3年次
※「サービス・マーケティング論」を履修すること
※「マーケティング・リサーチ」を履修すること(2年次に未履修の場合)
<春学期>サービス・マーケティングの理論と実践の修得、学術研究の手続きの修得
※グループで複数の学術論文の輪読と、企業分析を行います
※課題論文については、プライシング、クチコミ、感覚マーケティング、一時的所有行動など、
マーケティングと消費者行動に関する複数の論文から、各グループが取り組みたい論文を選択します
※事例企業については、各グループが分析したいサービス企業を提案して決めます
第1回:イントロダクション、グループ・輪読担当論文決め
第2回:学術論文とは
第3回:グループワーク(1)(課題論文①の読み込み)
第4回:グループワーク(1)(課題論文①のまとめ)
第5回:グループワーク(1)(課題論文①の報告)
第6回:文献検索の方法
第7回:グループワーク(2)(課題論文②の読み込み)
第8回:グループワーク(2)(課題論文②のまとめ)
第9回:グループワーク(2)(課題論文②の報告)
第10回:研究の問いとは
第11回:グループワーク(3)(事例企業の情報収集)
第12回:グループワーク(3)(事例企業の分析と考察)
第13回:グループワーク(3)(事例企業の分析結果の報告)
第14回:春学期の総括
<夏休み中>
・夏合宿
・課題図書の読了
・秋学期のグループ決め、報告スケジュール決め
<秋学期>消費者調査とデータ分析の技術の修得、学術研究の手続きの修得
※グループで実証研究に取り組みます
※テーマはグループで自由に検討し、提案して決めます
※産学連携プロジェクトが実施される場合は、企業から研究テーマが提示されます
第1回:テーマ選定
第2回:先行研究探索
第3回:仮説構築
第4回:研究計画書の作成
第5回:研究計画書の報告
第6回:調査設計①(方針を決める)
第7回:調査設計②(詳細を決める)
第8回:実査
第9回:分析
第10回:考察
第11回:論文構成の検討
第12回:報告資料構成の検討
第13回:論文・報告資料の完成
第14回:成果報告
⇒論文提出
■4年次
<通年>後輩のフォロー、指導
<春休み中>春合宿
<春学期>卒業論文の研究計画策定、研究計画書の完成
第1回:研究テーマ案の報告・精査(1)(複数のテーマ案を挙げる)
第2回:研究テーマ案の報告・精査(2)(各テーマ案について調べてきたことを報告する)
第3回:研究テーマ案の報告・精査(3)(テーマ案を絞る)
第4回:研究テーマ案の報告・精査(4)(さらに深く調べてきたことを報告する)
第5回:先行研究の概要報告(1)
(論文①:もっとも自身のテーマと近い論文を選んで報告する)
第6回:先行研究の概要報告(2)
(論文②:次に自身のテーマと近い論文を選んで報告する)
第7回:先行研究の概要報告(3)
(論文③:論文①もしくは②で参照されている、重要な論文を選んで報告する)
第8回:研究計画書案の報告(1)(おおまかな構成を報告する)
第9回:研究計画書案の報告(2)(背景を中心に報告する)
第10回:研究計画書案の報告(3)(研究方法案を報告する)
第11回:研究計画書案の報告(4)(研究方法を報告する)
第12回:研究計画書案の報告(5)
(第1稿を報告し、疑問点や修正点のフィードバックを受ける)
第13回:研究計画書案の報告(6)
(前回のフィードバックを反映させた第2稿を報告し、研究スケジュールを確定する)
第14回:研究計画書案の報告(7)
(前回までのフィードバックをすべて反映させた第3稿を報告し、最後のフィードバックを受ける)
⇒7月末までに研究計画書の完成、提出
<夏休み中>夏合宿、各自の研究計画に沿って研究の実施
<秋学期>実査、研究結果の取りまとめ、論文執筆
※ゼミ生はグループ①と②に分かれ、2週に一度報告を行います。
報告しない回では、他のゼミ生の研究内容やフィードバック内容を学び、自身の研究に活かします。
※以下の例は、調査を実施する研究内容の場合です。
第1回:研究の進捗報告(1)(グループ①:夏休み中の進捗を報告し、秋学期の進め方を決める)
第2回:研究の進捗報告(2)(グループ②:現在までの進捗を報告し、秋学期の進め方を決める)
第3回:研究の進捗報告(3)(グループ①:予備調査の結果)
第4回:研究の進捗報告(4)(グループ②:予備調査の結果)
第5回:研究の進捗報告(5)(グループ①:実査の結果)
第6回:研究の進捗報告(6)(グループ②:実査の結果)
第7回:中間報告(1)(グループ①:結果と考察)
第8回:中間報告(2)(グループ②:結果と考察)
第9回:論文執筆の進捗報告(1)(グループ①:背景~研究方法)
第10回:論文執筆の進捗報告(2)(グループ②:背景~研究方法)
第11回:論文執筆の進捗報告(3)(グループ①:結果・考察)
第12回:論文執筆の進捗報告(4)(グループ②:結果・考察)
⇒年内に初稿提出
第13回:ゼミ内卒論報告会
第14回:総括
⇒「演習論文」を提出期限までに提出
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
輪読・事例研究・文献・演習等の報告に向けて、授業時間外で文献の探索・読み込み・分析・報告資料作成等の時間が必要になります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 課題や発表など定められたアウトプットの実施と提出 |
| 平常点 | 50 | ゼミ活動への参加および取り組み態度 |
成績評価の方法・基準(備考)
グループ活動、個人活動ともに、主体的、前向きな態度で、積極的に取り組んでください。
正当な理由なく欠席・遅刻・早退等が度重なる場合や定められた課題や発表を行わなかった場合は、履修を中止していただく場合があります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
必要に応じて、Zoomによる授業や指導を行う場合があります。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
数社の企業で、統計解析ソフトSPSSのユーザーサポート、顧客企業のデータ分析コンサルティング、顧客マーケティングやデータ分析の仕事に携わる。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
企業のマーケティング活動の事例分析の演習、消費者調査とデータ分析の演習、卒業論文のための調査等において、実践的な知識・技術の提供、およびアウトプットへのフィードバックを行う。
テキスト・参考文献等
いずれも適宜指示します。
その他特記事項
【注意事項】
<酒井麻衣子ゼミについて>
・2017年度より始まったゼミで、2026年度入ゼミ生は8期生となります。
・4年次の学術論文の執筆に向けた学習を重視しますが、
3年次は企業との実践的な共同研究を行う場合もあります。
・グループ活動や交流を頻繁に行い、ゼミ生同士の横と縦のつながりを大切にします。
・ゼミ活動と研究活動にしっかり取り組みたい方に向いていると思います。
<ゼミ活動について>
・3年次はグループで活動する課題も多くあります。
グループの自主活動についてはメンバー間の都合を合わせて柔軟に対応してください。
・3年ゼミは5限に配置予定ですが、
各回の実施内容によっては5限だけで終わらないことも多々ありますので、
ゼミ実施曜日の5限以降は、アルバイト等の私用を入れないようにしてください。
・春と夏に、参加必須のゼミ合宿を行います。
<履修科目について>
・3年次に「サービス・マーケティング論」を、
2年次もしくは3年次に「マーケティング・リサーチ」を必ず履修してください。
・関連授業(「マーケティング入門」「消費者行動論」「製品開発論」「広告論」
「マーケティング・チャネル論」「デジタル・マーケティング論」
「ソーシャル・マーケティング論」「グローバル・マーケティング論」等)は、
できるだけ早く履修してください。
<その他>
・ゼミ活動では、情報検索、資料作成、データ分析、プレゼンテーションを頻繁に行うため、
ノートPC持参必須です。
<利用するソフトウェア>
・データ分析では統計分析ソフトウェア(IBM SPSS Grad Pack) を使用します。
・その他、輪読で使用する文献や課題図書、自身の研究に必要な文献等の購入が必要になります。
[募集人数]
15名
[募集方法]
〇レポート(エントリーシート)
〇面接
[国外実態調査]
実施しない