シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2025 | 春学期 | 火5 | 商学部 | 酒井 麻衣子 | サカイ マイコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
春学期にマーケティング入門を履修することが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:企業のマーケティング活動を題材にグループワークの基礎を身に着ける
本演習では、グループワークを通してマーケティングに関する課題に取り組み、マーケティングの基本的知識を幅広く得るとともに、他者と協働して適切な水準を有したアウトプットを出すための「チームとしての働き方」を身に着けます。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。
ベーシック演習は入学したばかりの1年次に履修するゼミであり、大学での学びの入門的位置づけにあります。
本演習では、商学部スタンダード科目「マーケティング入門」で学ぶ内容とも連携し、企業のマーケティング活動を題材とすることで、商学部で学ぶさまざまな学問領域の中でも特にマーケティングに対する基本的知識を幅広く得ること、また2年次以降の演習科目において必要となるグループワークの基礎を身に着けることを目的とします。
※よって、春学期の「マーケティング入門」を並行して履修することを強く推奨します。同授業で学ぶ基本的な知識やフレームワークを本ゼミで応用することで、より大きな学習効果が得られます。
到達目標
【マーケティングの基本的知識について】
意識的に企業のマーケティング活動に関する情報を収集し、スタンダード科目「マーケティング入門」で学ぶ知識やフレームワークを応用する経験を経ることで、身の回りで日々実践されているマーケティング活動にそれらを当てはめ、その意図や仕組み、効果などを考察できるようになることを目標とします。
【グループワークの基礎について】
グループワークの円滑、効果的な活動に必須となるロジカルシンキング、コミュニケーション、ドキュメンテーション、プレゼンテーションといった基本的なスキルを身に着け、課題に対し実践できるようになることを目標とします。
授業計画と内容
【春学期】グループワークの基礎を身に着ける
1.オリエンテーション(アイスブレイク・資料検索方法)
2.自己紹介プレゼン
3.マーケティング関連記事の紹介プレゼン
4.グループ・ディスカッション演習①
5.グループ・ディスカッション演習②
6.グループ・ディスカッション演習③
7.ミニ・プロジェクトのテーマ提案プレゼン
<ミニ・プロジェクトの実践>
8.チーム作り・テーマ決め
9.二次データ収集
10.分析・考察
11.プレゼン資料作成
12.プレゼン練習
13.ミニ・プロジェクト成果報告会
14.総括
【秋学期】マーケティング課題解決のための研究に取り組む
1.本プロジェクトテーマ提示・チーム作り
2.二次データ収集
3.仮説構築
4.研究計画書の作成
5.研究計画書の完成
6.調査設計①
7.調査設計②
8.実査
9.分析
10.考察・施策検討
11.プレゼン資料作成
12.プレゼン練習
13.本プロジェクト成果報告会
14.総括
※以上の実施時期はおおよその目安です。実際のゼミの進捗状況に合わせて変更する可能性があります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・春学期の「マーケティング入門」を履修することを強く推奨します。必修科目と重複する等の理由で履修できない場合はその限りではありませんが、代わりにマーケティングの入門書を自習の上、本ゼミを履修してください。
・プロジェクトのグループワークにおいては、授業時間外にもグループごとの自主活動を行う必要があります。グループの自主活動についてはメンバー間の都合を合わせて柔軟に対応してください。
・ゼミは5限に配置予定ですが、各回の実施内容やプロジェクトの進捗によっては5限だけで終わらないこともありますので、基本的にゼミ実施曜日の5限以降は、アルバイト等の私用を入れないようにしてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 50 | 授業中および授業時間外の活動において、主体的、積極的な態度で参加しているか |
その他 | 50 | 課題やプレゼンテーションなどのアウトプットについて、グループにおける各自の役割や責任を果たし、指定された期限までに、指定された水準のものを提出しているか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
Web会議ツールを用い、担当教員による指導を行う場合がある
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Web会議ツールを用い、履修生同士のディスカッションや担当教員による指導を行う場合がある
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
数社の企業で顧客マーケティングやデータ分析の仕事に携わる
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
・他者と協働して行う「仕事」への取り組み方、姿勢を学べる演習を行う
・研究プロジェクトにおいて顧客マーケティングの実務経験を活かした実践的な指導を行う
テキスト・参考文献等
【テキスト】特に使用しません。
【参考文献】
・久保田進彦・澁谷覚・須永努『はじめてのマーケティング[新版]』有斐閣(2022年)
他、適宜指示します
その他特記事項
・募集人数18名
・Microsoft Word/EXCEL/PowerPoint を使用します