中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:貿易システム論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
貿易システム論 2025 秋学期複数 水5,水6 商学部 落合 亮 オチアイ リョウ 3・4年次配当 4

科目ナンバー

CM-MK3-22XL

履修条件・関連科目等

Web登録科目です。
中級レベルのミクロ経済学の理論を学んでいることを推奨します。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

現代の各国経済を理解する上で、国際貿易の役割を無視することはできません。特に日本経済の現状や今後について考える上で、アジアとの貿易・直接投資を通じた経済的つながりは非常に重要な意味を持っています。したがって、この科目では基本的な国際経済学の理論を応用して、貿易や直接投資が経済発展に与える影響について学びます。特に日本と密接な経済関係を構築しているアジア地域に着目しつつ、貿易や直接投資が持つ役割・意義について検討していきます。更に、このような経済のグローバル化によって新たに生まれつつある課題についても取り上げていく予定です。

科目目的

この科目は、カリキュラム上の分野別専門科目商貿系/ 国際マーケティング系の科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が国際貿易理論に対する認識を深めるとともに、国際経済の現状及び課題に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。

到達目標

この科目では、以下を到達目標とします。
・基礎的な貿易理論の知識を用いて、国際経済で現実に起きている事象について、その背景や原因を含めて他者に説明できるようになること。
・グローバル化が突き付けている新たな課題について認識し、その克服に向けた自分なりの意見を持てるようになること。

授業計画と内容

第1回 授業の概要・目的
第2回 貿易と経済発展①:アジアの経験をもとに
第3回 貿易と経済発展②:構造調整とアジア経済
第4回 国際貿易の理論①:生産技術の相違による国際貿易と現実
第5回 国際貿易の理論②:生産要素賦存の相違による国際貿易
第6回 国際貿易の理論③:規模に関する収穫逓増と貿易
第7回 産業内貿易の進展:アジアにおける経験から
第8回 産業内貿易はなぜ発生するのか
第9回 地域主義の進展:アジアにおける現状と課題
第10回 地域主義の進展:地域統合の経済理論
第11回 経済成長と貿易①:貿易が経済成長に与える影響について
第12回 経済成長と貿易②:経済成長が貿易に与える影響について
第13回 授業前半部分の総括・まとめ及び到達度の確認
第14回 直接投資と経済成長①:生産要素の国際移動の理論、東南アジアの開発戦略との関係から
第15回 直接投資と経済成長②:直接投資の理論
第16回 企業と貿易理論
第17回 企業と貿易:アジアにおける工程間分業とネットワーク
第18回 通商政策の経済理論
第19回 通商摩擦と通商交渉
第20回 保護貿易の理論:経済開発政策との関係から
第21回 自由貿易体制の歴史的変遷
第22回 自由貿易体制の現状:WTOの役割・意義の変容
第23回 国際貿易における課題①:貿易と所得分配
第24回 国際貿易における課題②:貿易と環境
第25回 国際貿易における課題③:貿易と労働
第26回 開放マクロ経済学①:国際収支と為替レート
第27回 開放マクロ経済学②:開放マクロ経済学の基礎理論
第28回 授業全般を通しての総括・まとめ及び到達度の確認

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・新聞の国際欄には必ず毎日目を通すようにするよう心がけてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
中間試験 40 伝統的な国際貿易理論についての基礎知識を理解した上で、これらの知識を応用しつつ、自由貿易の意義や限界について理論的に説明できるかどうかを評価します。
期末試験(到達度確認) 40 直接投資の理論や、やや応用的な貿易理論の基礎知識について理解した上で、国際経済情勢をより理論的に説明できるかどうかを評価します。また自由貿易を支える国際システムについて理解し、その意義や限界について説明できるかどうかを評価します。
その他 20 おおむね隔週で実施する小テストの提出状況及び授業内容の理解度で評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

基本的に特定のテキストは用いず、レジュメ等を配布します。授業内にて取り上げる特定のテーマについて、更なる学習が必要な場合は、適宜推奨文献を授業内で指示します。

その他特記事項

ソフトウェアの利用なし

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.