シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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世界地誌学 | 2024 | 後期 | 木2 | 文学部 | 谷川 尚哉 | タニカワ ナオヤ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-GG1-T804
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
地誌学とは何か。地理学とはどう違うのか。
私たちが生活している「世界」を、「地域」という視点からとらえると、「世界」を構成する各パーツとしての諸地域の理解が重要となってくる。
地域を、どのように理解し認識するか。まずは、人類の「空間認識の拡大」の過程を振り返り、その原動力となったイベリア半島に着目し、地域認識を深めたい。
科目目的
世界地誌を学ぶにあたり、イベリア半島を舞台に、歴史を振り返りながら、空間認識の拡大を理解する。
到達目標
地理的空間認識の拡大は、人類の歴史そのものとも言える。また、地域は歴史的に形成される。正しい「地域認識」が到達目標である。
授業計画と内容
① 地誌とは何か、地理とは何か①。geoとgraphy(その1)。
② 地誌とは何か、地理とは何か②。geoとgraphy(その2)。
③ 地誌とは何か、地理とは何か③。Terra IncognitaをTerra Cognitaに。
④ 地誌とは何か、地理とは何か④。『世界国尽』所変われば品変わる。
⑤ 世界地誌とは何か①。空間認識の拡大。そして、「地理は歴史で、歴史は地理だ」。
⑥ 世界地誌とは何か②。地理的空間の拡大=大航海時代前史。アルハンブラ宮殿とレコンキスタ。
⑦ 世界地誌とは何か③。地理的空間の拡大=大航海時代(その1)。コロンブスと新大陸のその後。そして、パクス・エスパニョーラ(a)。
⑧ 世界地誌とは何か④。地理的空間の拡大=大航海時代(その1)。コロンブスと新大陸のその後。そして、パクス・エスパニョーラ(b)。
⑨ 世界地誌とは何か⑤。地理的空間の拡大=大航海時代(その2)。バスコ=ダ=ガマと東方航路(a)。
⑩ 世界地誌とは何か⑥。地理的空間の拡大=大航海時代(その2)。バスコ=ダ=ガマと東方航路(b)。
⑪ 世界地誌とは何か⑦。地理的空間の拡大=大航海時代(その3)。マゼランの世界一周?。Océano pacíficoとは何?(a)。
⑫ 世界地誌とは何か⑧。地理的空間の拡大=大航海時代(その3)。マゼランの世界一周?。Océano pacíficoとは何?(b)。
⑬ 世界地誌とは何か⑨。地理的空間の拡大=大航海時代(その4)。キャプテン・クックの太平洋探検。(a)。
⑭ 世界地誌とは何か⑩。地理的空間の拡大=大航海時代(その4)。キャプテン・クックの太平洋探検。(b)。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業で学んだ事を、確実に復習すること。また、常日頃から、世界の動きに注意を払う事。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 評価は、期末試験のみで判定する。レポート等での代替はできない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席は、必要十分条件である。授業の3分の1以上を欠席した場合は、試験を受けられない。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
ビデオ映像を教科書代わりに使用する。必要に応じてプリントを配付する。高校程度の地図帳があると良い。