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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:特殊研究4(法史学)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
特殊研究4(法史学) 2025 後期 木6 法学研究科博士課程後期課程 赤城 美恵子 アカギ ミエコ 2年次配当 2

科目ナンバー

JG-OL6-107L

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

中国では、古来、刑事法を中心に法が発達してきた。もっとも、その刑法理論は現代の刑法理論とは似て非なる内容を有する。この授業では、中国清朝時代の刑事判例集である『刑案匯覧』の精読を通じて、前近代中国の刑法理論の特徴について考察する。

科目目的

中国法制史に関する基礎的素養を身につけ、史料の読解力・運用能力を高める。

到達目標

・中国法制史の基本史料を読解できる。
・史料から自ら論点を見つけ、それについて自らの見解を提示できる。

授業計画と内容

『刑案匯覧』は『刑案滙覽六十卷 : 附續増刑案滙覽十六卷, 新増刑案滙覽十六卷』(台北 : 成文出版社、1968)を使用する。

第1回 巻十五・刑律賊盗・刧囚・「被差拿獲喊救旁人奪犯傷差」~「奪犯殺傷官差為従分別辦理」
第2回 巻十五・刑律賊盗・刧囚・「打奪解配軍犯本犯並不知情」~「尊長家長率領奪犯殺傷官差」
第3回 巻十五・刑律賊盗・刧囚・「並非応捕罪人不得謂之奪犯」~「尊長卒領奪犯殺差二命投首」
第4回 巻十五・刑律賊盗・刧囚・「奪犯傷差為従幇殴未便加軍」~「疑差越境喝衆捆差致犯逃走」
第5回 巻十五・刑律賊盗・刧囚・「糾衆奪犯地保攔阻畏懼中止」~「検験屍傷慮致坐誣糾搶屍首」
第6回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「搶奪銭票応以能否取銭為断」~「先搶後窃先窃後搶不得併計」
第7回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「搶奪擬徒釈回復犯搶奪一次」~「搶奪謀命分別首従」
第8回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「搶奪謀殺事主傷而未死」~「拒殺事主傷皆致命」
第9回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「拒傷骨損骨破以折傷論」~「搶窃同場共拒致傷事主一人」
第10回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「起意搶奪拒捕在先得贓在後」~「搶奪事後捜拿拒斃事主」
第11回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「搶奪得贓脱逃被獲拒傷兵役」~「搶奪人多而無器械仍照本律」
第12回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「贓雖逾貫不能確指未便懸坐」~「三人搶奪一人持械拒死事主」
第13回 巻十五・刑律賊盗・白昼搶奪・「八人内止両人持械駁照搶奪」~「聚衆徒手搶奪大江遭風船隻」
第14回 まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業は輪読形式で進める。当該授業時間の対象範囲の事例について読み下しができるよう、参加者各自が事前に準備する。その際、論点をあらかじめ見つけておくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 授業への参加状況、受講態度、授業内での発言などによる総合評価。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは用いない。必要に応じてプリント等を配布する。

その他特記事項

参考URL

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