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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:租税法1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
租税法1 2025 春学期 木5 法学部 澁谷 雅弘 シブヤ マサヒロ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-PU3-007L

履修条件・関連科目等

履修条件は特にない。ただし、租税法は、様々な法分野と関連性を有する総合科目という性格を持つ。特に、課税関係を考えるためには、その前提となっている私法上の取引を理解することが必要である。そのため、憲法、民法、会社法、行政法等を履修済みであることが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

租税法総論及び所得税を中心に講義を行う。租税法総論においては、租税とはどのように定義され分類されるか、租税法にはいかなる憲法上の原則が適用されるか、租税法規はどのように解釈・適用されるべきか等を講義する。所得税においては、所得税とは何か、その課税対象である所得とは何か、所得税の税額はどのように計算されるか、各種所得はどのように定義され計算されるか、所得は時間的、人的な帰属はどのように判断されるか等を講義する。

科目目的

科目目的は、①日本の税制の基礎と概要を理解し、法的な視点から考える能力を身につけること、②日本の税制の中心である所得税について深く理解することである。

到達目標

①租税法の基本原則を理解し、それを個別の問題に応用する能力を身につける。②所得税の基礎及び法的問題を理解する。③税法と他の法分野との関係を理解し、法的な視点から税制を考える能力を身につける。④今日の税法上の課題について、理論的、批判的に考える能力を身につける。

授業計画と内容

1.租税法の基礎1(租税の意義)
2.租税法の基礎2(租税法律関係)
3.租税法の基本原則1(租税法律主義)
4.租税法の基本原則2(租税公平主義、自主財政主義)
5.租税法の解釈と適用
6.所得税1(所得税の意義、所得概念)
7.所得税2(課税単位、所得の人的帰属、所得税法の構成)
8.所得税3(利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得)
9.所得税4(給与所得)
10.所得税5(退職所得、山林所得、譲渡所得1)
11.所得税6(譲渡所得2)
12.所得税7(譲渡所得3、一時所得、雑所得)
13.所得税8(収入金額と必要経費)
14.総括(総論・所得税)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

各回の授業の予習・復習には、まず、講義レジュメやテキストの該当部分を用いること。より詳しい学習のためには、金子宏『租税法』を用いるとよい。制度の概要や推移、統計データ等の調査には、『図説日本の税制』のほか、財務省ウェブサイトが有益である。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 100 租税法総論および所得税についての基礎知識を理解した上で、それらの法的問題や制度的課題について、批判的視点をもって説明できるかどうかを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト
 中里実ほか編『租税法概説』(有斐閣、第4版、2021)ISBN 978-4-641-22819-1
 中里実ほか編『租税判例百選』(有斐閣、第7版、2021)ISBN 978-4-641-11553-8

参考文献
 金子宏『租税法』(弘文堂、第24版、2021)ISBN 978-4-335-31555-8
 

その他特記事項

租税法1においては、国税通則法と所得税法は必須である。政省令や、租税特別措置法までは必要としない。
小型の六法には租税法規が掲載されていないものもある。授業の際には、必ず租税法規が掲載されている六法等を用意するか、あるいはインターネットやPCアプリ等により、上記の法律を参照できるようにすること。

■授業の工夫■この科目では、予習や復習が大切であると考えています。そのため、授業前に講義レジュメおよび関連資料をmanabaにて配布するので、予習・復習に活用して下さい。また、授業中およびmanaba掲示板にて、随時授業に関するご質問を随時受け付けるので、授業の理解の確認等に役立てて下さい。

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