中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:演習Ⅰ(会計情報システム論)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習Ⅰ(会計情報システム論) 2025 通年 月5 商学研究科博士課程前期課程 櫻井 康弘 サクライ ヤスヒロ 1年次配当 4

科目ナンバー

CG-OM5-701L

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

会計情報システム論は,企業へのコンピュータ導入が本格化した1960年代を端緒とみることができ,実務での会計業務のコンピュータ化の進展とともにその研究の範囲を拡大させてきています。会計情報システム論には,システム設計,データ構造,運用形態,ERP,財務報告の電子化,管理会計情報への対応,経営戦略,経営組織,情報化投資など様々な視点からアプローチすることが可能です。そうしたアプローチの基礎にある理論を研究し,修士論文につながる知見を修得します。


科目目的

● この科目は,カリキュラム上の演習科目(会計情報システム論)として位置付けられていることから,この科目での学習を通じて,院生が会計と情報システムに対する認識を深めるとともに,会計情報システムに対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
● 具体的には,会計情報システム論の基本概念を学ぶことを目的としています。

到達目標

この科目では,以下を到達目標とします。
● 会計情報システム論の研究に不可欠な概念を正確に説明することができるようになること。
● 会計の役割・機能の観点から企業の情報システムにおける会計情報システムの位置づけを説明することができるようになること。
● 会計情報システムの範囲やフレームワークについて説明することができるようになること。

授業計画と内容

(1)ガイダンス:会計情報システムの概観
(2)1960年代の議論:ASOBAT
(3)1960年代の議論:Eventsアプローチ
(4)1970年代の議論:統合型会計情報システムのモデル
(5)1980年代の議論:Cyclesアプローチ
(6)販売サイクル
(7)購買サイクル
(8)製造サイクル
(9)財務報告システムと業績報告システム
(10)取引処理システムと損益計算
(11)1980年代の議論:REAアプローチ
(12)1980年代の議論:会計データモデル
(13)会計情報システムの範囲
(14)会計情報システムのフレームワーク
(15)情報技術の進展と会計情報システムへの影響
(16)会計情報システムの発展説
(17)会計情報システムの形態
(18)会計情報システムのマネジメントへの適合性
(19)会計情報システムと組織への適合性
(20)会計情報システムと会計情報の活用
(21)統合指向会計情報システムとERP
(22)ERPの導入と組織への影響
(23)会計情報システムと財務報告
(24)会計情報システムと内部統制
(25)会計情報システムとIFRS
(26)会計情報システムと税制
(27)会計情報システムの今日的な課題
(28)総括・まとめ:会計情報システムの将来展望

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 会計と情報システムの関係について基礎知識を理解した上で,会計情報システムの基礎理論について説明できるかどうかを評価します。
平常点 60 授業への参加・貢献度,受講態度(意見の表明等)の状況を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

欧米の会計情報システム論のテキストや次のジャーナルを中心に検討する。
● Journal of information systems
● International journal of accounting information systems

その他特記事項

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.