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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:企業会計論Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
企業会計論Ⅱ 2025 後期 金1 経済学研究科博士課程前期課程 田村 威文 タムラ タケフミ 1年次配当 2

科目ナンバー

EG-AU5-106L

履修条件・関連科目等

企業会計の初歩的な内容を理解していることを前提として、授業を進めます。会計以外の分野(統計学・ゲーム理論など)の予備知識は不要です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

会計学という言葉を聞くと、「現在の会計基準ははたして妥当か。妥当でないとすれば、どのように改正すべきか。そのような問題について考察する学問分野である」と考える人が多いと思います。「○○については、どうあるべきか」という手法は「規範的アプローチ」とよばれます。規範的アプローチは、わが国では会計学の中核をなしており、非常に重要なものです。ただし、会計学は規範的アプローチだけではありません。この授業では「実証的アプローチ」「分析的アプローチ」「実験的アプローチ」とよばれる、会計学の新しい手法をとりあげ、その基本的な内容を学習します。

科目目的

「会計学に実証・分析・実験というアプローチがある」ということは、会計学の研究者を除くと、これまで、ほとんど知られていなかったように思います。「会計といっても、簿記や会計基準の学習だけでなく、いろいろある」ということを知ることが、この授業の最大のねらいです。

到達目標

会計学の実証的アプローチ・分析的アプローチ・実験的アプローチについて、その概要を理解する。

授業計画と内容

1.ガイダンス
2.分析的アプローチに必要なツール(ゲーム理論)
3.分析的アプローチに必要なツール(契約理論)
4.分析的アプローチによる考察(企業会計に関する規制)
5.分析的アプローチによる考察(経営者による利益操作)
6.分析的アプローチによる考察(経営者に対する報酬)
7.実証的アプローチに必要なツール(統計学)
8. 実証的アプローチに必要なツール(ファイナンス)
9. 実証的アプローチによる考察(会計情報にたいする証券市場の反応)
10.実証的アプローチによる考察(会計情報と利益マネジメント)
11. 実証的アプローチによる考察(非財務情報の開示と効果)
12.実験的アプローチに必要なツール(実験の意味と手法)
13.実験的アプローチによる考察(財務会計分野の実験の紹介)
14.実験的アプローチによる考察(税務会計分野の実験の紹介)

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

テキストの該当箇所を読み直すなど、復習を重視してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 1回提出
平常点 70 出席状況・授業中の発言

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
田村威文・中條祐介・浅野信博(2021)『会計学の手法―実証・分析・実験によるアプローチ(第2版)』中央経済社

その他特記事項

「企業会計論Ⅰ」を受講せず、「企業会計論Ⅱ」だけ受講することも認めます。

参考URL

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