中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:会計学2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
会計学2 2025 秋学期 火5 法学部 浅倉 和俊 アサクラ カズトシ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-SO3-016L

履修条件・関連科目等

履修条件ではありませんが、受講にあたっては、できれば、日本商工会議所簿記検定試験3級レベルの簿記の知識があり、少なくとも簿記に興味があることが望まれます。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 企業は、外部利害関係者に対して、経済活動の状況や結果を報告しています。この報告のために用いられる手段が財務諸表です。財務諸表は、会計固有の規則に従って作成されます。この会計固有の規則は「一般に認められた会計原則」と呼ばれています。この規則およびその背後にある論理を知ることは、財務諸表を作成したり、利用するために必要不可欠です。
 本講義では、「企業会計原則」と「会計基準」を中心に、現行の制度会計で用いられる「一般に認められた会計原則」を学びながら、その背後にある論理を明らかにしていきたいと思います。
 また、それらの論理にしたがって、企業活動を具体的に描き出す方法である複式簿記、とりわけ仕訳についても触れていきます。

科目目的

会計学は、会社法以外の他の科目とは接点がない科目ですが、財務諸表を理解できることは、公認会計士などの職業会計人だけでなく、企業、政府、地方公共団体、NPOなどで働く際には、必須のものといえます。この科目では、あらゆる財務諸表の基礎である、企業の財務諸表を理解するための基礎力を養います。

到達目標

財務諸表は、財務的側面に限定されているとはいえ、企業の全体の状況を把握できる唯一のものです。この授業の終了時に、財務諸表を見て、企業の経済活動の様子が理解できるようになってほしいと思います。

授業計画と内容

1 はじめに~ガイダンス
2 無形固定資産
3 金融資産(総論、債権の評価)
4 金融資産(有価証券の意義、分類、取得原価の決定)
5 金融資産(有価証券の評価)
6 負債(総論、社債)
7 負債(引当金)
8 純資産(総論)
9 純資産(払込資本)
10 純資産(自己株式、稼得資本)
11 損益計算(総論)
12 損益計算(顧客との契約から生じる収益:契約の識別、履行義務の識別)
13 損益計算(顧客との契約から生じる収益:取引価格の算定と配分)
14 総括・まとめ(総合問題)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

【予習】
 あらかじめ配布するレジュメを熟読し、余裕があれば、レジュメにある問題を解き、新聞記事を読んでください。
【復習】
・レジュメを読み直し、またレジュメの問題を解き直し、新聞記事を読んでください。
・manabaの小テストを受験してください。レジュメ等の参照物を見ながら解答してください。
<小テスト(単語記入型)>
 授業日翌日から144 時間までの間に、manabaの小テスト(単語記入型)を実施します。
<小テスト(はい・いいえ型)>
 各テーマ終了後の翌日から144時間までの間に、manabaの小テスト(はい・いいえ型)を実施します。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 55 期末試験の試験範囲の会計処理が理解できているかで判断する。
平常点 10 授業への受講態度(発問に対する応答)
その他 35 manabaの小テスト(単語記入型)および小テスト(はい・いいえ型)の合計点によって日々の授業の理解度を判断する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

 manabaの小テスト(単語記入型)と小テスト(はい・いいえ型)について、その終了時に、manabaで解答・解説を行います。質問等については、授業中にまたはmanabaの掲示板で受け付け、口頭や掲示板で答えます。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:レジュメを配布します。

参考書:浅倉和俊・渡辺竜介(2023)『公認会計士試験 財務会計論の重点詳解(第5版)』(中央経済社)
    桜井久勝(2024)『財務 会計 講義(第25版)』(中央経済社) 
 *参考書は学習にとって必要であると考えた時に購入してください。購入時には最新版を購入すること。

その他特記事項

・財務会計論を学ぶ心構えについて
 社会科学は社会を見るメガネです。財務会計という新しいメガネを身につけ、そのメガネで社会を見ることができるようになってほしいと思います。
・授業の工夫について
 この科目では、予習、とりわけ復習が大切であると考えています。そのために、①授業終了後のmanabaの小テスト(単語記入型)を実施し、②各テーマ終了後にmanabaの小テスト(はい・いいえ型)を実施し、授業内容の習熟度を確認してください。

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.