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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:文学Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
文学Ⅱ 2025 後期 木5 経済学部 山中 剛史 ヤマナカ タケシ 1年次配当 2

科目ナンバー

EC-IF1-472X

履修条件・関連科目等

 特になし

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
 文学Ⅰは主に明治期の文学について見てきたが、文学Ⅱは大正から昭和という時代の文学作品と作家の姿を見ていく。昭和初期の出版流通革命、そして敗戦から高度成長期におけるTVや写真週刊誌といった視覚を中心としたメディアの発達を背景にした、作家・作品・読者をめぐる状況の変化を考えていく。

科目目的

日本の近代文学を読みながら、大衆化社会における文学と社会の関係について学ぶ。

到達目標

<到達目標>
大正末から昭和にかけての大衆化社会のなかで、文学がいかに受容され変化してきたかを出版形態、読者層、社会的・歴史的背景などから具体的に理解し把握すること。
大正から昭和へという時代を背景として、文学が出版産業との結びつきのなかでいかに社会的な位置を獲得していったのかを理解すること。
課題作品を読み、ストーリーのみならずその作品の社会との関わりについて自らの見解を提示できるようになること。

授業計画と内容

1.ガイダンス
2.市場形成前夜ーー文学作品と市場
3.大衆の時代(1)文学の経済改革
4.大衆の時代(2)大衆の形成
5.大衆の時代(3)大衆文学の隆盛
6.大衆の時代(4)円本ブーム
7.物語の筋論争ーー芥川・谷崎論争
8.モダニズムの波ーーモダニズムとプロレタリア
9.純粋小説という理念
10.私小説(1)自己を語ること
11.私小説(2)太宰治の新しさ
12.寺山修司の方法論ー「私」を疑う
13.タレント化する小説家ーーメディア時代の作家像
14.まとめーーメディア時代における「文学」のゆくえ
(内容は変更する場合がある)

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・授業で扱う文学テキストをその都度指定するので事前に必ず読んでおくこと。
・授業ノートを自分なりにまとめ、復習すること。
・授業当日に配布する資料プリントは紛失しないよう保存し復習の際に用いるように。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 100 授業内容を理解し把握したうえで〈到達目標〉を達成できているかを評価の基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 基本的にプリントを配布するが、テキスト購入の指示を出すこともある。
 参考文献については、講義中適宜指示する。

その他特記事項

 特になし

参考URL

 特になし

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