シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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居住環境設計論 | 2025 | 後期 | 水3 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 三浦 詩乃 | ミウラ シノ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-CV5-3C62
履修条件・関連科目等
・身近な居住環境づくり、インフラを扱う学会(都市計画学会、土木学会・土木計画学、建築学会、実践政策学等)に関して、情報収集する方法を理解しており、積極的に学ぶ姿勢のある学生の受講が望ましい。
・英語が理解できること
・まとまった研究を行うわけではないが、学外の一般市民と接することも想定されるので、事前に中央大学における人を対象とする研究倫理に関する規程(https://www.chuo-u.ac.jp/uploads/2022/10/research_compliance_system_01_20221007.pdf?1665792000064)に目を通しておくこと。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、現代的なコミュニティの多様性を紹介し、なかでも地域に根ざしたコミュニティの「ありたい姿」を実現するハードウェアとソフトウェアのデザイン手法、デザインの担い手を支える社会的な仕組みについて学ぶ。空間と社会サービスの連携をテーマにフィールドワークを行い、社会調査の基礎手法を実践する。これらの学びを通じて、プランナーおよびエンジニアの立場から、コミュニティの抱える問題に対して持続可能な解決策を生み出す能力を育成する。
科目目的
都市計画および都市・地域デザインの基礎を既に習得している学生を対象とする。政策や事例研究を通じての学習や現地調査を実践することにより、都市環境分野に関係する空間やサービスのエンドユーザーである市民やコミュニティへの理解を深めること。また、居住環境、住民を対象とした研究の基礎手法の習得を目指す。
到達目標
市民を対象とする研究の基礎手法、また、インフラ(ハードウェア)を利用する市民やコミュニティと協働して、持続可能な計画や設計の成果を引き出すために必要な応用知識、を習得する。これらの目的を達成するために、以下の具体的な学習目標を設定しています。
1. 都市におけるコミュニティの多様性を理解し、特定のコミュニティのニーズを識別する方法を実践できること。
2.社会実験、教育・メディアといったコミュニティの行動変容手法を取り入れた計画プロセスについて、実践政策学的観点から説明できること。
3.コミュニティによる自律的な社会サービス発案と、その社会サービスと空間との連携を支える組織とマネジメントの実例について説明できること。
4,上記1~3の内容に対し、データやサイバー空間を活用する利点と課題を述べられること。
授業計画と内容
第1回:イントロダクション-居住環境を扱う研究アプローチ
第2回:コミュニティデザイン
第3回:フィールドワーク①オープンデータによるプレ調査
第4回:フィールドワーク②インデプスヒアリング
第5回:フィールドワーク③ヒアリング結果の分析
第6回:フィールドワーク④空間調査
第7回:コミュニティの行動変容 ① 合意形成にみる地縁型コミュニティの問題点
第8回:コミュニティの行動変容 ② 社会実験、教育とメディア
第9回:コミュニティの自治 ①ソーシャルデザイン
第10回:コミュニティの自治 ②エリアマネジメント
第11回:コミュニティの自治 ③財源
第12回:データとプラットフォーム
第13回:データの分析と活用の最前線
第14回:到達度確認
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
講義時間枠内ではワークは終わらないので、時間外に情報検索や、資料作成が必要となる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 70 | □課題に適切に答えているか. □プレゼンテーションまたはレポートに工夫がみられるか. □内容に優れた点があるか. □多くのデータソースを利用しているか. □体裁が美しいか. |
平常点 | 30 | 出席および現地調査への参加 |
成績評価の方法・基準(備考)
レクチャー時の居眠りや言動など、授業への協力者(ゲスト、自治体関係者、市民等)に失礼のない態度であることも、平常点として考慮します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
zoomやGoogle ドライブなど
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
国並びに地方自治体の公共空間のデザインマネジメントに係る施策、ガイドライン立案、社会実験の設計と分析など。民間企業との技術実装に関する共同研究など。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
学生が設定する研究課題に即して、より論理的で実務的な考え方と手法について指導する。
指導テーマおよび対象地に関わる、実務者やステークホルダーとコミュニケーションし、実用性や有用性の観点からのフィードバックを反映する。
テキスト・参考文献等
テキストは授業中に紹介する。授業中に資料を配布する場合がある。
その他特記事項
本講義はアクティブラーニングを基本としています。成績評価における平常点とは単なる出席ではなく、ディスカッションへの能動的・積極的な参加を意味する。