シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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コミュニケーション論演習1(A) | 2025 | 前期 | 水2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 高橋 徹 | タカハシ トオル | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-SC5-703S
履修条件・関連科目等
日常の各種報道にふれながら、現代社会における政治・社会とメディアの関係について関心を持つことを求めます。また関連科目としては、本科目に引き続いて秋学期に開講されるコミュニケーション論演習2(A)をあわせて受講することをすすめます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本科目では、コミュニケーション論、メディア論の視点を内包する社会システム論の文献(英語の文献を含む)を主に取り上げて講読します。講読する文献は、いずれもマスメディアやジャーナリズムをテーマとしたものです。それらを講読することで、現代の情報社会についての大きな見取り図を獲得し、現代社会における政治・社会の現状や問題について理論的な観点から考えるという手順をとります。
科目目的
履修者各自の研究アプローチ設定の参考とするために、コミュニケーション論、メディア論の視点から政治・社会の諸現象を考察するための理論的視点を習得することをめざします。
到達目標
コミュニケーション論、メディア論の視点から政治や社会の問題を考えるうえで参考となる理論的な文献を読み、内容を理解してまとめることができるようなること。またその内容を、自らの研究に活かせるようになること。
授業計画と内容
第1回 多メディア時代におけるメディアと社会・政治(導入)
第2回 メディア・システム論の視点(概説)
第3回 社会システムとしてのマスメディア1(マスメディアのリアリティ)
第4回 社会システムとしてのマスメディア2(マスメディアのコード)
第5回 社会システムとしてのマスメディア6(マスメディアの社会的機能)
第6回 社会システムとしてのマスメディア7(マスメディアと公共圏)
第7回 社会システムとしてのマスメディア8(マスメディアとスキーマ)
第8回 社会システムとしてのマスメディア9(マスメディアと政治・道徳)
第9回 社会システムとしての公共圏
第10回 社会システムとしてのジャーナリズム1(ジャーナリズムのコード)
第11回 社会システムとしてのジャーナリズム2(ジャーナリズムの社会的使命)
第12回 社会システムとしてのジャーナリズム3(ジャーナリズムの自律性問題)
第13回 ハイブリッド・メディアシステム論
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | レジュメ作成などの課題提出、授業への取り組みの姿勢 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
N.ルーマン(林香里訳)『マスメディアのリアリティ』木鐸社、2005年
N.ルーマン(小松丈晃訳)『社会の政治』法政大学出版局、2013年
高橋徹「N・ルーマンの知識社会学―道徳化する政治と反省性をめぐって」矢澤修次郎編著『再帰的=反省社会学の地平』東信堂、193-225 頁、2017年
高橋徹「公共圏とジャーナリズム―ジャーナリズムの『境界』をめぐるジャーナリズム・システム論の展開と課題―」『法学新報』127(5/6)、341-367頁、2021年
Takahashi, T., 2023, Observing News and Media in a Complex Society: A Sociocybernetic Perspective, Brill.
Chadwick, A., 2017, The Hybrid Media System: Politics and Power (2nd edition). Oxford: Oxford University Press.
その他、必要に応じて適宜指示します。
その他特記事項
履修者の外国語学習状況をふまえて、日本語・英語以外の文献(ドイツ語)を読む場合もあります。