シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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政治学演習2(A) | 2025 | 後期 | 木2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 中島 康予 | ナカジマ ヤスヨ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-PS5-704S
履修条件・関連科目等
履修条件は特に定めません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
前期の政治学演習1(A) で研究したフランスのライシテの歴史と、それに関する課題に関する学修をうけて、ライシテをめぐる地域における諸実践を探究したテキストを講読します。
科目目的
文献の講読・検討を通して、ライシテをめぐる地域における展開と課題をさぐることを目的とします。
到達目標
受講生が、ライシテをめぐる地域における政策とその決定過程、そこでのライシテ原理の位置づけに関する知の生産に意識的にとりくむ力を身につけることをめざします。
授業計画と内容
伊達聖伸『もうひとつのライシテ:ケベックにおける間文化主義と宗教的なものの行方』
第1回 第1章 「静かな革命」と宗教性の変貌
第2回 第2章 宗教から言語へ―世俗的ナショナリズムとイタリア系移民コミュニティ
第3回 第3章 間文化主義的なライシテの「誕生」―多元的社会の共生理念
第4回 第4章 共和主義的なライシテの台頭―理念の実現か、理念からの逸脱か
第5回 第5章 社会のなかの宗教―ヴェール論争
第6回 第6章 学校のなかの宗教―「倫理・宗教文化」教育
第7回 第7章 法廷のなかの宗教―「宗教の自由」は西洋近代的「宗教」概念の再生産装置なのか
佐藤香寿実『承認のライシテとムスリムの場所づくり:『辺境の街』ストラスブールの実践』
第8回 はじめに ライシテVSイスラームの二項対立を超えて
第一章 問い直されるライシテの普遍主義
第9回 第二章 ヨーロッパのムスリムをめぐる地理的想像力
第10回 第三章 フランスにおけるムスリムの現状
第11回 第四章 コンコルダ体制とストラスブールのムスリム
第12回 第五章 ストラスブールの大モスクの建設
第六章 ストラスブールのムスリム公共墓地の建設
第13回 第七章 宗教間対話の取り組み
第14回 第八章 「辺境の街」からの示唆
結 び ストラスブールの実践が問いかけるもの
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎回授業の前にテキストを予め講読し、その概要を理解した上で、授業中に議論すべき論題を必ず準備してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 書評(40%)に基づき評価します。 |
平常点 | 60 | 内訳は、授業への参加(30%)、授業の準備や授業中の議論への参与(30%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
・授業時間外に指導を受けたり、質問をしたい場合は、授業時間中に申し出るか、その旨記したメールを、公開しているメールアドレス宛、送信してください。日程を調整した上で対応します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下のテキストを講読します。
伊達聖伸『もうひとつのライシテ:ケベックにおける間文化主義と宗教的なものの行方』岩波書店,2024年.
佐藤香寿実『承認のライシテとムスリムの場所づくり:『辺境の街』ストラスブールの実践』人文書院,2023年.