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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 短期】行政法総論/行政法1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 短期】行政法総論/行政法1 2025 その他 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 通信教育課程 徳本 広孝 3・4年次配当 4

科目ナンバー

JD-PU3-212L

履修条件・関連科目等

【通信教育課程の学生対象】
1.特にありません。ただし、行政救済法(行政法2)の理解のためには、行政法総論(行政法1)の理解が必要です。
2.本科目履修時に、憲法(人権・統治)、民法(総則)、刑法(総則)を履修済であることが望ましいです。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 行政法という言葉は、憲法、民法、刑法のようにニュース等で頻繁に登場することはないため、馴染みが薄いかもしれません。しかし、行政法は、皆さんの日常生活に密接にかかわっています。皆さんが勤める会社等が得ている各種の許認可、弁護士・司法書士・行政書士あるいは医師・看護師になるための各種国家試験、通勤・通学で利用する道路・鉄道・バス、憩いの場としての公園、街づくり、生活に不可欠な電気・ガス、学びの場としての学校、子ども支援、退職後の年金、生活保護などの社会保障など、すべて行政法が関係しています。しかし、行政法という法律が存在するわけではなく、上記の領域に関して、それぞれ個別法が定められています。行政法の判例集をみると、様々な法令が登場し、多様な訴訟が提起されていることがわかります。それゆえ学び難いといわれることがありますが、各種個別法の仕組みについて読み解くための理論としての行政法を習得すると、ある程度、多様な規制・給付等のあり方に関するルールを理解することができるようになります。授業では、多様な行政活動に共通する考え方と、行政手続法、行政代執行法等の重要な一般法について学びます。なぜ政府の活動が法令に基づかねばならないのか、行政活動には、どのような道具立て(行為形式、手法)があるのか、行政活動が市民の権利を侵害しないよう適切に行われるためにはどのようなしくみがあるのか等について学びます。

科目目的


1.行政法のしくみや考え方の基礎的な部分について理解することです。
2.行政法の争点(裁判例の事実や争点を含む)について理解し、その解決の道筋を考えることです。

到達目標


1.行政法のしくみや考え方の基礎的な部分について理解している。
2.行政法の争点(裁判例の事実や争点を含む)について理解し、その解決の道筋を考えることができる。

授業計画と内容


【1日目】
①9 :00~10:40 行政法の基礎
②10:50~12:30 行政法の基本原理
③13:20~15:00 行政立法(行政基準)
④15:10~16:50 行政行為の意義と種類

【2日目】
①9 :00~10:40 行政行為(効力)
②10:50~12:30 行政行為(裁量)
③13:20~15:00 行政行為(取消し・撤回の法理)

【3日目】
①9 :00~10:40 行政手続(申請に対する処分)
②10:50~12:30 行政手続(不利益処分)
③13:20~15:00  行政計画
④15:10~16:50 行政指導・行政契約

【4日目】
①9 :00~10:40  行政調査・行政の実効性確保(行政上の強制執行)
②10:50~12:30 行政の実効性確保(行政罰・その他)
③13:20~15:00  行政情報に関する法制度

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 中央大学学則に基づき、授業時間の2倍の予復習を行ってください。特に、教科書の当該部分を読むなどの予習が大切です。予習により、授業内容が聞き取りやすくなります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 スクーリング試験または科目試験により最終評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

■スクーリングで使用する教材
レジュメ(スライド)・資料、六法(有斐閣、三省堂のいずれか)
曽和俊文・山田洋・亘理格『現代行政法入門(第4版)』(有斐閣、2019年)以降

※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0

■推薦図書
レポート課題に記載されたものの他、レジュメに記載されたもの。

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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