シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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中国近現代文学演習(1)(2) | 2025 | 通年 | 月4 | 文学部 | 明田川 聡士 | アケタガワ サトシ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-LT3-E801,LE-LT4-E806
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本授業では、同時代の華語文学と華語映画について学んでいきます。
中国や台湾、香港、さらにはマレーシアやシンガポールなどにおける同時代の華語文学と華語映画を取り上げ、またカナダやアメリカなどに居住する華人による創作動向にも関心を向けながら、広義の意味での中国語圏の現代文学・映画研究を行っていきます。
毎回の授業では、前半に各回テーマに関する事項について担当者が報告し(履修者数によりグループ発表)、後半は学生全員で作品内容について議論していきます。そのため、授業当日までに作品や関連文献に目を通しておくことが【必須】です。
作品や関連文献のコピーは前週までに配布します。基本的に日本語テキストを使用し、中国語テキストも読んでいきます。講義終了時には作品の概要と所感を記述し、次回授業の冒頭で教員からフィードバックを行います。
科目目的
華語文学・華語映画の代表作を知り、その背景について理解することを目的とします。
到達目標
文学作品や映画作品を鑑賞する力(インプット)、それを考察し分析する力(アウトプット)を身につけることを到達目標とします。
授業計画と内容
前期
1 ガイダンス
2 郝景芳と関連作品(1)
3 郝景芳と関連作品(2)
4 李娟と関連作品(1)
5 李娟と関連作品(2)
6 呉明益と関連作品(1)
7 呉明益と関連作品(2)
8 陳思宏と関連作品(1)
9 陳思宏と関連作品(2)
10 陳浩基と関連作品(1)
11 陳浩基と関連作品(2)
12 ロウ・イエと関連作品(1)
13 ロウ・イエと関連作品(2)
14 授業総括
後期
1 ガイダンス
2 鄭執と関連作品(1)
3 鄭執と関連作品(2)
4 盛可以とその作品(1)
5 盛可以とその作品(2)
6 甘耀明と関連作品(1)
7 甘耀明と関連作品(2)
8 郭強生と関連作品(1)
9 郭強生と関連作品(2)
10 賀淑芳と関連作品(1)
11 賀淑芳と関連作品(2)
12 チョン・モンホンと関連作品(1)
13 チョン・モンホンと関連作品(2)
14 授業総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 1 課題への指示を正確にとらえて作成していること。 2 提出期限内に決められた様式で提出していること。 3 論述内容に主体性が表現できていること。 |
平常点 | 50 | 1 事前学修として文献に目を通していること。 2 発表の準備には主体的に取り組み、担当報告をこなしていること。 3 他の報告者の意見に耳を傾け、積極的に質問していること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
レポートの課題内容については、ガイダンスおよび授業の中で説明します。
配点については下記の通りです。
期末レポート50%(つまり、100点を50点満点に換算します)
・論述対象の選択は適切か 5点
・タイトルの設定は適切か 15点
・レポートとしての体裁を守っているか(要件を満たしているか、ページ脚注や文末脚注、参考文献、ページ番号があるか) 15点
・引用の仕方が適切か(剽窃は厳禁) 15点
・主体的に問題意識をもっているか。論理的な記述がなされているか(論理の飛躍、説明不足、事実の誤認には注意) 50点
・発展的な期待が持てるか(ゼミ報告や卒業論文などへの展開) 追加点
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストとして、作品のコピーを配布します。
参考文献については、授業内で適宜紹介します。