シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 文学Ⅰ | 2026 | 前期 | 水2 | 経済学部 | 子安 加余子 | コヤス カヨコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-IF1-171X
履修条件・関連科目等
・中国の文学・文化に興味がある者。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
・この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
・20世紀に入ると多数の中国人青年が実学を学ぶため、日本や欧米に留学しました。その過程で、中国に近代的国民国家建設の必要性を実感した彼らは、国語と文学の重要性を知ります。実学から文学へと転じた人も多く、その代表が魯迅です。西洋対アジア、文明対野蛮、先進対後進、伝統と近代、他者の概念など、近代以降の価値観をいち早く受容しながら、それらと葛藤して生み出されたテクストを読み解くことは、現代的意義が大きいものです。
・そこで、この講義では、この一世紀あまりの間に形成された中国語圏文学史を解説しながら、作品が生まれる時代背景(歴史、社会、文化、政治、経済)を考察していきます。前期は主に、19世紀末から中華人民共和国建国の1949年までを一つの区切りとして、主要な作家作品を取り扱います。
・主に教員が講義形式で進めていきますが、授業時間内でリアクションペーパーや質問・意見を求めることがあります。
・より立体的に中国語圏文学史を理解する為に、適宜、映像を使用する予定です。
科目目的
・20世紀以降の代表的な中国語圏文学作品を知ると同時に、テクストを生み出す歴史的、社会的、文化的背景を学ぶ。
・テクストと向き合う作業を通じて、他者への想像力を養い、課題に対して思考したことを言語化する訓練(リアクションペーパーを書く)を行う。
到達目標
・近代中国語圏文学史の個別テーマをケーススタディとして学ぶことにより、学生はグローバルな視野と多様性を培い、ひいては現実の経済的な課題探求能力と解決力を導き出すための基礎力をつけること。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 清末明初(19世紀末~1910年代半ば)概要
第3回 清末明初 魯迅の生涯および時代背景
第4回 清末明初 魯迅の作品世界
第5回 五・四時期(1910年代後半~1920年代後半)概要
第6回 五・四時期 胡適、曹禺
第7回 五・四時期 郁達夫
第8回 1930年代(1928年~1937年)概要
第9回 1930年代 上海モダン(ハリウッドと上海)
第10回 1930年代 老舎
第11回 1930年代 周作人、李香蘭
第12回 1940年代(1937年~1949年)概要
第13回 1940年代 張愛玲、梅娘
第14回 まとめ
※進度によっては、内容が前後することがあります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・毎回のテーマで感じた「問題点」「疑問点」について、自分なりに考えてきてください。
(自分で考えたことはぜひ、授業時間内もしくは授業の前後に私のところまで話に来てください。)
・授業で扱った教材を、自分でも図書館で読んだり観たりしてきてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 6割以上の得点を要する |
| 平常点 | 30 | リアクションペーパーの提出 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験とリアクションペーパーにより総合的に評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
・リアクションペーパーを活用してフィードバックしながら、授業への理解度の把握や、履修者の関心・意見を集めることで、双方向型の授業を行います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaでの自主学習支援
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
民間企業、役所等での中国語通訳業務
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
日中間における仕事上での文化摩擦の問題や、歴史的・社会的・経済的課題などを適宜紹介します。
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、レジュメ等の配布資料で代替します。