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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:文化論B2

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
文化論B2 2025 秋学期 金2 法学部 下出 宣子 シモイデ ノブコ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-HO3-004L

履修条件・関連科目等

 中国への関心の深浅、また自分の専攻分野が中国に直接関係するか否かに関わりなく、多くの学生に履修してほしい。中国映画を鑑賞し、作品を通して中国の歴史、文化、社会について解説するが、とくに中国語等の学習歴があることを必要としない。 

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

今年度秋学期は、海外(とくにアメリカ)で活躍する中国人監督の作品を選び、鑑賞する。
映画作品を通して中国・台湾の文化、社会および近現代史に関わる問題、なぜ国外に移ることを選んだのかや移った先の社会で直面した問題、また、そこに生きる人々の生活や感情を理解する一方、逆にそれを知ることにより、作品そのものをいっそう深く味わうことができるようにしたい。さらに、私たちの社会や私たち自身が内に抱える問題についても考えるきっかけとなることを願う。
受講者から出される感想や質問を取り入れながら授業を進める。受講者は、自分の現在属している社会や集団の価値観が絶対的なものではないことを知り、他者を理解する想像力の幅を広げていってほしい。必ずしも観やすい(理解が容易な)作品ばかりではないが、きっと得るものはあると思います。

科目目的

 中国・台湾の文化や社会、日本とは異なる価値観について理解を深める。 

到達目標

1.作品の内容をきちんとまとめ、自分なりの興味や問題点を見出す 
2.他の受講生の感想や意見を読んだり、授業を通して作品についての理解を深める
3.作品を理解することを通して、中国や台湾の歴史や文化への理解を深め、さらに自分なりの問題意識をもち、それについて考察する

授業計画と内容

第1回 ガイダンス
第2回 『ジョイ・ラック・クラブ』(ウェイン・ワン監督、年)① ウェイン・ワンについて、エイミ・タンの原作小説について
第3回 『ジョイ・ラック・クラブ』 ② アメリカにおける中国系移民の歴史
第4回 『ジョイ・ラック・クラブ』 ③ 作品解説とディスカッション
第5回 『千年の祈り』(ウェイン・ワン監督、2007年)① 在米作家イーユン・リーについて、母語と後から獲得した言語(イーユン・リーにとっての英語)
第6回 『千年の祈り』 作品解説とディスカッション
第7回 『ウェディング・バンケット』(アン・リー監督、1993年) ① アン・リー監督について
第8回 『ウェディング・バンケット』② 台湾・中国においてLGBTQ+を描くことについて / 『恋人たちの食卓』(1994年)①
第10回 『恋人たちの食卓』 ② 台湾・中国における「家」・家族関係
第11回 『ウェディング・バンケット』③ / 『恋人たちの食卓』② 作品解説とディスカッション
第12回 『行き止まりの世界に生まれて』(ビン・リュー監督、2018年) ① ビン・リュー監督について
第13回 『行き止まりの世界に生まれて』 ② 解説とディスカッション / 『エブリーシング・エブリーウェア・オール・アット・ワンス』(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート監督、2022年) ① ミッシェル・ヨーとカンフー映画
第14回 『エブリーシング・エブリーウェア・オール・アット・ワンス』 ② / 『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督、2021年)などについて
*授業の進行状況などにより、変更が生ずることもある。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 中国現代史に関する書物を読んだり、現在の中国の社会状況に関するニュースに関心をもって情報を得ておくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 授業を通して、自分なりの問題意識を持てたかどうか、またそれについて考察し得ているかどうか 
平常点 50 作品の内容を理解し的確にまとめているかどうか、また、自分なりの興味や問題点を見出しているかどうか
*各回の授業ごとに簡単なリアクションペーパー、作品ごとに小レポートを提出 

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

リアクションペーパーや小レポートの内容を授業の中でフィードバックしクラスで共有する。またそれをディスカッションに活用する。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 テキストは特になし。参考文献は授業時または授業の前後に紹介する。また授業で用いる資料は授業の前後にmanabaに掲載する。 

その他特記事項

参考URL

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