中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:総合講座1 グローバル化世界における多言語主義1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
総合講座1 グローバル化世界における多言語主義1 2025 春学期 木2 法学部 石山 文彦、小田 格、酒井 由美子、谷口 博史、野沢 恵美子、バーフィールド
アンドリュー、古田 裕
イシヤマ フミヒコ、オダ イタル、サカイ ユミコ、タニグチ ヒロシ、ノザワ エミコ、バーフィールド
アンドリュー、フルタ ヒロキヨ、ヨシダ チハル
1~4年次配当 2

科目ナンバー

JU-IF1-003L

履修条件・関連科目等

法学部の学生で言語政策や言語問題に関心がある方。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

この科目では、世界のさまざまな社会における言語権・言語法・言語政治学・言語政策、そして言語文化に関する問題を考察する。実際、多言語問題は、言語の選択、制限、差別、アイデンティティ、そして社会正義の問題にも関わっている。 第一部(春学期)はヨーロッパとカナダにおける多言語問題を、第二部(秋学期)では、アジアと日本の多言語問題を扱う。
第一部、第二部を通して、歴史的側面と現代的側面の二つに焦点を当てる予定である。さまざまな言語の話し手は社会でどのような権利を持てるのか。政府は市民の言語使用をどのように進展させ、保護し、また管理し、制限しようとしてきたのか。そしてその理由はなにか。言語使用と言語の制限をめぐって起こる政治的な衝突と法的な問題にはどのようなものがあるか。国民国家がそれぞれの言語集団の言語的要求をどのように認め、あるいは無視したのか、そしてこれらの集団がどのように反応したか。各講義では、以上のような問題を、春学期はヨーロッパとカナダの国々について、秋学期ではアジアと日本の国々について、取り扱う予定である。

科目目的

この講座では、世界の中のあらゆる社会における、多言語主義の問題点に関する知識と批判的見解を学ぶとともに、このような問題についての考えを深めることを目的としている。

到達目標

世界各地の多言語をめぐる問題に関する知識を修得するとともに、それらを批判的に検討・理解することを目指します。また、自身の言語レパートリーを分析し、多言語をめぐる諸問題を相互に関連づけ、法や政治、政策、社会正義、差別、権利を取り巻く問題に対する思考を深めるものとします。さらに、学期末に特定の課題・事例に関する調査を行い、その内容をレポートに取りまとめるものとします。

授業計画と内容

第1回 アンディ・バーフィールド 、小田格: 授業の概要と導入 / Multilingualismとは何か?
第2回 古田裕清:「 国語」の成立 日本語と諸方言・アイヌ語、英語とゲール語・米国原住民の諸言語、等 
第3回 古田裕清: 欧州の「少数民族」と言語 旧ズデーテン地方 南チロル アルザス・ロレーヌ 等  
第4回 古田裕清: 欧州の民族混住問題 バルカン半島 ウクライナ 旧東プロイセンとポーランド回廊 等
第5回 谷口博史: フランス革命前:社会、国家、言語
第6回 谷口博史: フランス革命:共和国、言語
第7回 谷口博史: フランス革命後:共和国、言語
第8回 石山文彦: 言語政策と言語の盛衰:問題の所在
第9回 石山文彦: 公用語政策を規律する理念はなにか?
第10回 アンディ・バーフィールド: Sweden: Multilingual issues in education
第11回 アンディ・バーフィールド: Changing patterns of multilingualism in the Canadian context
第12回 アンディ・バーフィールド: Colonisation, language conflicts, and language revitalisation
第13回 アンディ・バーフィールド、小田格: 受講者のリサーチレポートの検討(相談を行う)
第14回 アンディ・バーフィールド、小田格: 受講者のリサーチレポートの検討(相談を行う) / 春学期の総括と評価


授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

予習・復習を十分にして授業に臨むこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 ショートレポート
評価基準 ①考察対象・着眼点、説明の具体性及び分析力、②根拠資料の適切な使用、③議論の明瞭さ、④全体の構成及び展開 (1) Quality of focus, specific explanation, and analysis, (2) Appropriate use of sources of information, (3) Clarity of argument/ discussion, (4) Overall organisation and development
平常点 25 平常点: 総括(12回)25%; 評価基準 ①着眼点の明瞭さ及び説明の具体性、②論点と意見の関係、③自身の経験と社会一般との関係 (1) Clarity of points of view and specific explanation, (2) Relationship between issues and opinions,(3) Relationship between own experiences and wider society
その他 25 平常点: 中間ふりかえり(2回:10% +15%) 25% 評価基準 ①着眼点の明瞭さ及び説明の具体性、②論点と意見の関係、③自身の経験と社会一般との関係 (1) Clarity of points of view and specific explanation, (2) Relationship between issues and opinions,(3) Relationship between own experiences and wider society

成績評価の方法・基準(備考)





課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

各回の講義の途中では3−4回のペアディスカッションが行われる。また、学生は毎回総括を提出し、それに担当教員がコメントを付して返却する。それにより学生の主体的な授業への参加をうながし、理解を深める工夫がなされている。レポート執筆にあたり、受講生にはリサーチ相談の機会が与えられる。

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

主にパワーポイントとマナバを使用(場合によって、その他のアプリケーションや資料も使用する。)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

特になし。 毎授業で、参考文献、関連資料等を紹介予定。

その他特記事項

■授業の工夫■
各回の講義の途中では3−4回のペアディスカッションが行われる。また、学生は毎回総括を提出し、それに担当教員がコメントを付して返却する。それにより学生の主体的な授業への参加をうながし、理解を深める工夫がなされている。レポート執筆にあたり、受講生にはリサーチ相談の機会が与えられる。

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