シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国際金融論 | 2026 | 後期 | 木2 | 総合政策学部 | 中村 周史 | ナカムラ チカフミ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-FN3-0001
履修条件・関連科目等
金融論を受講していると内容の理解が深まります。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代の世界経済を強く支えているものは、統合された国際金融市場です。資金調達における金融取引は容易く国家を超え、膨大な金額が日々取引され、それが各国の資本へとつながり、経済成長の糧となっています。当然、国際金融市場が世界経済に与える影響力は非常に大きなものとなっています。特に、国際金融市場はある経済とある経済をつなぐ役割を果たしているため、地理的には無関係な場所で起きた経済的な問題が、遠く離れた他方の経済を危機に追い込むことも起きてしまいます。そのため、現代の経済問題や社会問題を理解し解決するうえで、国際金融の視点を持つことは不可欠であると言えます。
本講義では、このような国際金融市場や付随して問題を理解するために、国際金融に関する必要な基礎的概念や枠組みにについて解説を行います。具体的には、国際金融における基本的な視点がどういうものであるのかを解説し、その後外国為替市場や為替レートの変動要因に関する説明を行います。その後、国際金融の視点を踏まえた開放経済の枠組みについて解説を行い、国内政策や外国為替市場での変化がどのようなマクロ的影響を持つのか分析しています。その後、国際通貨体制の変遷や為替相場制度に関する説明を行い、時事的な問題と講義内容を結び付けていきます。
科目目的
為替の決定理論や国際金融市場の分類・役割など国際金融に関する基礎的な知識・概念~発展的な知識までを学び、それに基づいて国際金融市場における現象を理解することを目的とする。
到達目標
国際金融に関する概念や枠組みを理解し、現実の国際金融における諸問題を自ら論理的に考察できることを到達目標とします。
授業計画と内容
第01回 国際金融論とは?
第02回 為替相場と外国為替市場
第03回 国民経済計算と国際収支
第04回 為替相場の基礎理論
第05回 アセットアプローチとニュースの理論
第06回 為替相場の実際
第07回 国際金融市場と国際証券投資
第08回 外国為替相場と外国為替介入
第09回 外国為替相場とマクロ経済政策
第10回 国際通貨体制の歴史
第11回 金融危機の仕組み
第12回 世界金融危機はなぜ起きたか
第13回 最適通貨圏とユーロが抱える問題
第14回 総まとめ:現代の国際金融市場
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前にmanabaの「配布資料」に講義資料を予めアップロードしておきます。必ず目を通しておくこと。また、毎回の小テストを中心に復習に取り組み疑問点を放置しないことを求めます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 60 | manaba上で実施する期末試験で評価。 |
| 平常点 | 40 | 毎回の授業後にmanaba上で行われる小テストのみで評価。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
こちらで作成した講義資料を基に、講義を行うため、特定のテキストは指定しません。講義資料は事前にwebで配布するため、必ず各自持参してください。質問等や学生の理解が不十分であると感じる点があった場合には、次回の講義までに別途資料をアップロードし、次回講義冒頭で解説します。
(参考)
Krugman, Paul R., Maurice Obstfeld, and Marc Melitz, International Economics: Theory & Policy: Global Edition, 12th ed., Pearson Education Limited, 2022.
その他特記事項
小テストは、各自の知識の確認と、不明な点の発見を目的としています。経済学は積み重ね型の学問ですので、出席は必ず行い、分からない点についてはすぐに質問を行なうよう心掛けてください。