中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:教職の基礎

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
教職の基礎 2025 前期 木5 理工学部 金井 利浩 カナイ トシヒロ 1年次配当 2

科目ナンバー

QC-TC1-C102

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

教員は、常に資質能力の向上が要請され、様々な制度改革が進行する中に置かれている。教育職員免許法では、必要事項として「教職の意義」、「教員の役割」、「教員の職務内容」、「チーム学校への対応」が示されている。本授業は、学校現場の様々な実践事例と諸理論の一体化を目指して、教職を取り巻く様々な課題の意味を考察し、これからの教職の望ましい在り方を追究する。授業形態は、具体的な事例に基づく諸資料を活用しながら、対話・討議等によって受講生個々の教職への認識を深め、意見を洗練していくことを重視する。

科目目的

この科目は、教職課程において教育の基礎的理解に関する科目の一つとして位置づけられており、「教職の意義」、「教員の役割」、「教員の職務内容」、「チーム学校への対応」についての基礎的事項を学習し、教職のあり方を理解することを目的とする。

到達目標

教職の現状と課題に関して考察・意見発表を行う学習を通して、前記4事項の内容について具体的に把握し、各人なりに望ましい教職像をもつことができることを到達目標とする。

授業計画と内容

第1回:教員という職業の特徴(職業としての教員、教員養成の概要)
第2回:教職とは(専門性、教師像の変遷、1日の勤務、日本の教員の特徴)
第3回:学校制度(幼小中高の違い、公立学校と私立学校、公教育と私教育)
第4回:学習指導の意義(学習指導要領、学力問題、系統学習と経験学習)
第5回:生徒指導の意義と諸課題(いじめ・不登校等の現状と課題、特別な配慮を要する生徒への指導、体罰問題)
第6回:教員の職能成長(コンプライアンス・服務規律、校内研修)
第7回:同僚性の形成(学校の小規模化等)
第8回:教員の多忙化と働き方改革(諸会議・諸事務・教材研究・部活動・生徒指導・進路指導、メンタル・ヘルス、貧困等への対応)
第9回:教育改革と教員(学校評価・教員評価)
第10回:教育改革の光と影(新自由主義、学校選択制、小中・中高一貫教育、コミュニティ・スクール)
第11回:学校の組織と運営・経営(職階制、チームとしての学校、保護者・地域への対応)
第12回:学び続ける教師(教員養成、研修制度)
第13回:学校教育に関する法令、教員採用のあり方
第14回:総括・まとめ

*進捗状況等によって、各回の順序や内容を入れ替えることがある。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

日ごろから様々なメディアをとおして教職関連の情報をキャッチし、そのつど自己の見方や考え方を向けてみること、また、毎時の授業ごとに自分の受けてきた教育を振りかえって照らしてみること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 課題レポートの内容と質の如何を基準とする。課題レポートは全て提出することが前提。
平常点 50 全14回の授業で11回以上の出席が必要。授業ごとの振り返りシートやワークシートの提出状況ならびにグループディスカッション等への取組の姿勢なども評価対象とする。

成績評価の方法・基準(備考)

初回の授業で、単位の認定にかかわることや評価についてなど、詳しく説明する。
初回の授業を欠席した場合には、同授業での配布資料を確認しておくこと。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

毎時提出してもらう「振り返りシート」の中から、必要に応じて一部を紹介し、フィードバックを行なう。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

・パワーポイントの利用
・Googleフォームの活用
・学校現場でのICT活用の紹介
・パソコンを用いた課題の提出 など

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

中学校・高等学校での教員ならびに管理職としての実務経験がある。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

教員・管理職経験に基づいて、学校現場での実際を紹介したり具体的な事例を話題にしたりしながら、毎時、インタラクティブな展開を目指していく。

テキスト・参考文献等

【テキスト】
特定のものは使用せず、毎時、必要なレジュメや資料を配布する。

【参考文献】
さしあたり、以下に掲げるものを推奨しておくが、必要に応じて、適宜紹介する。
秋田喜代美・佐藤学編著『改訂版 新しい時代の教職入門』(有斐閣アルマ)有斐閣 2015
大家まゆみ・本田伊克編『これからの教職論 教職課程コアカリキュラム対応で基礎から学ぶ』ナカニシヤ出版 2022
中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省)
高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)

その他特記事項

個別の連絡、質問や相談は、manabaのコレクションで対応する。

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.