中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:エスニシティとヒューマンライツ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
エスニシティとヒューマンライツ 2025 前期 木3 総合政策学部 李 里花 リ リカ 2年次配当 2

科目ナンバー

PS-SC2-0003

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

この授業では、いまのエスニシティをめぐる問題をヒューマンライツの視点から考え、グローバルな課題として掲げられている移民や民族人種問題について理解を深めます。とりわけこの授業で大切にするのは、(1)歴史的視点をもちながら現代の課題についても理解できることと、(2)インターセクショナリティの視点から差別や差異の複合性について視点をもつことです。事例としては、日本の移民や民族的マイノリティを事例にしますが、適宜アメリカの事例も紹介し、比較検討しながら理解を深めます。

科目目的

エスニシティとは何か。歴史的視点をもちながら現代の課題を理解すること。
ヒューマンライツとは何か。歴史的に台頭してきた文脈を理解しながら、現代の問題を理解すること。
日本やグローバル社会で起こりつつある移民や民族的マイノリティをめぐる状況についての理解を深めること。

到達目標

エスニシティとヒューマンライツの概念と思想を理解できるようになること。
現代のエスニシティとヒューマンライツの問題を理解できるようになること。
現代のエスニシティとヒューマンライツの問題を歴史的視点からも理解できるようになること。
現代のエスニシティとヒューマンライツの問題をインターセクショナリティを含めて複合的に理解できること。

授業計画と内容

第1回 オリエンテーション:なぜエスニシティとヒューマンライツなのか?
第2回 エスニシティ(1):なぜ特定の人が社会からこぼれおちるのか?資本主義社会の視点から考える
第3回 エスニシティ(2):なぜ特定の人が社会からこぼれおちるのか?国民国家の視点から考える
第4回 エスニシティ(3):なぜ特定の人が社会からこぼれおちるのか?歴史的視点から考える
第5回 エスニシティ(4):なぜ特定の人が社会からこぼれおちるのか?レイシズムとエスニシティ
第6回 エスニシティ(5):なぜ特定の人が社会から零れ落ちるのか?移民と難民とエスニシティ
第7回 ヒューマンライツ(1):なぜエスニシティが問われるのか?
第8回 ヒューマンライツ(2):「人権」をめぐる歴史
第9回 ヒューマンライツ(3):「人権」をめぐる日本の歴史
第10回 ヒューマンライツ(4):現代の「人権」は何が問われているのか?インターセクショナリティ
第11回 ヒューマンライツ(5):新自由主義の到来で問われる個人
第12回 エスニシティとヒューマンライツをめぐる現代の課題(1)
第13回 エスニシティとヒューマンライツをめぐる現代の課題(2)
第14回 総括と到達度確認

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 50 最終授業の時に期末試験を実施します。
平常点 50 毎回授業の最後に小レポートを提出します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考文献
李里花(編)『朝鮮籍とは何か:トランスナショナルの視点から』(明石書店、2021年)
李里花(編)『アジア系アメリカを知るための53章』(明石書店、2024年)
リン・ハント 著 (松浦義弘訳)『人権を創造する』(岩波書店、2011年)

その他特記事項

参考URL

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