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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:管理会計論/特殊講義A(管理会計論)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
管理会計論/特殊講義A(管理会計論) 2025 秋学期 木6 国際経営学部 河合 久 カワイ ヒサシ 2年次配当 2

科目ナンバー

GM-OM2-CC06,GM-IF9-ZLA1

履修条件・関連科目等

簿記論、財務会計論、会計学、経営組織論の履修を勧めます。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業で使用するテキストブックは担当教員がこの授業用に自作し、日本語版と英語版の両方を提供します。

授業の概要

※ 毎回の授業で使用する資料は、テキストブック(オリジナル)、音声付パワーポイントスライド動画、解説に用いる音声付PC画面動画、および、その他動画を複数組み合わせます(1コマ100相当)。

会計は、企業の経営活動にかんする財務的情報をその利用者に提供し、財務的情報を活用するための構造と機能をもつ、ビジネスには不可欠なツールです。会計の手法を用いて作成された財務的情報を会計情報といいます。会計は、会計情報の利用者が企業外部のステークホルダーか、あるいは企業内部の経営管理者かの違いによって、大きく2つの領域に分けられます。前者は財務会計、後者は管理会計です。この授業では管理会計を対象とします。

管理会計は、経営管理者が経営活動の遂行において直面する計画と統制を支援する多様な会計情報を扱うのでその範囲は広いのですが、この授業では管理会計を業績管理のための会計と経営意思決定のための会計とに大きく分類し、それらの会計の役割と、関連する会計情報の作成および活用の方法を学びます。その内容は、経営管理と管理会計を学ぶうえで身につけるべき専門用語の意味と概念、会計情報の作成の仕組みと手続き(計算方法と理論的背景)を含みます。ただし、取り上げるトピックは極めて基礎的な範囲にとどめ、企業経営を学ぶ国際経営学部の学生に身に付けていただきたい基本的、入門的な内容とします。

科目目的

この授業は企業経営に関連する諸科目を補完し、経営管理に有用な会計情報の役割と作成・活用方法を講義し、学生が企業経営を会計の視点から考察する思考やアプローチを身につけることを目的としています。

到達目標

この授業をとおして、受講者が以下の事項を修得することを目標とします。
● 経営管理への会計情報の役割と管理会計のフレームワークを説明することができる。
● 経営管理の視点による損益計算と原価計算の基本的な仕組みを理解し、説明することができる。
● 経営管理と管理会計に関する専門用語の意味や概念を理解し、企業経営を考察する際に専門用語を適切に用いる素養を身につけることができる。

授業計画と内容

<第1セクション:管理会計の基礎>
  1. 会計の役割と体系
  2. 経営管理と会計との関係
<第2セクション:管理会計から見た損益計算>
  3. 損益計算の基礎 - 収益・費用・利益
  4. 製造業における損益計算の仕組み(原価計算の基礎)
  5. 原価計算プロセスと原価情報①ー原価計算プロセスの基礎
6. 原価計算プロセスと原価情報②ービジネスプロセスにおける原価情報の意味
<第3セクション:業績管理会計>
  7.マネジメント・サイクルにおける業績管理会計の役割
  8.予算管理と業績評価
<第4セクション:意思決定会計>
  9. 経営管理における意思決定会計の位置づけ
10.損益分岐点と利益計画の基礎
11.利益計画のシミュレーション(CVPシミュレーション)
12.キャッシュ・フローに基づく設備投資の採算性評価
<第5セクション:管理会計情報の流れ>
13.管理会計情報の生成過程ー会計情報システムと管理会計フレームワーク
14.全体のレビュー

● 毎回の授業終了後から7日以内にmanabaにより提出する小テスト(manaba)を課します。

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業で使用するテキスト等は、前日にmanabaに掲載します。小テストは、各授業の復習と次の授業に対する準備に位置づけてください。それゆえ、小テストの提出期限は授業日後7日間まで認められています。大学の単位は授業時間以外の予習・復習のための時間を含むことに留意して、計画的に対応してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 期末試験:本授業で取り上げた管理会計全般の概念、用語、計算の基礎を理解しているかを評価します。
平常点 40 毎回の授業後に実施する小テストの得点合計:授業内容に関する概念、用語、計算の基礎を理解しているかを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

① 講義資料は、原則としてmanaba上のコースコンテンツにアップロードします。ただし、音声付スライドや動画(MP4)等のデータ量が大きい資料はGoogleDriveにアップロードします。講義資料の取得には中央大学が個々の学生に付与するGmailアカウントが必要になります。
② 講義資料を使うためにMicrosoft Officeツールが必要となります。また、講義内容によってはExcelを活用することがあります。各自のパソコンに大学から無償で提供される最新のOfficeを必ずインストールしてください。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

● テキストは、担当教員がこの授業用に作成した文書を活用します(日本語版と英語版)
● 関連する参考文献は、上記テキストに記載します。

その他特記事項

参考URL

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