中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:FLP演習B(スポーツ・健康科学)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
FLP演習B(スポーツ・健康科学) 2025 通年 火5 学部間共通科目 市場 俊之 イチバ トシユキ 3年次配当 4

科目ナンバー

UW-IF3-F02S

履修条件・関連科目等

スポーツについて高い関心を持ってください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

【テーマ】スポーツを「みる」
 スポーツを「みる」の「みる」には、「見・観・鑑・診・看」などを当てはめることができます。スポーツを多彩に、多角的に、かつ階層的に取り扱います。2つのテーマを想定しています。ひとつは、「オリンピックとパラリンピック」、「ワールドカップ(サッカー)などの大きなスポーツ・イヴェントを「みる」です。歴史的な背景を把握し、眼前のイヴェントの様態を考察します。中央大学とオリ・パラほかとの関りも調査・検討します。そこでは、「女性スポーツ」ないしは「ジェンダー」の視点からのアプローチを試みます。もうひとつは、スポーツ活動に不可欠な「人間の運動」を「みる」です。人間とはどんな存在なのかから始めます。人間の運動とは何か、動きを教える・学ぶ・伝承することを俎上に乗せます。例えば、我々がスポーツや身体活動を行い、その体験・経験がどんな機能ないしは意味を有するのかなどについて考えます。現象学・身体性をキーにします。
 ゼミ活動は、おもに文献・資料の渉猟と講読から始めます。適期に見学調査ないしは実態調査などのフィールドワークを行います。最終的に報告書を作成します。

科目目的

 科目目的は2つです。ひとつは、オリンピックやパラリンピックなどを検討することで、日本および世界のスポーツの動態を多様に考察する「眼=視座」を獲得することです。それは、女性スポーツないしはジェンダーを背景にします。もうひとつは、「我々自身が『動くこと』」に関する人間学的-運動学的な知識を得て、人間のスポーツ運動が人間形成において陶冶的な役割を担っていることを確認することです。

到達目標

スポーツの大きな現象形態と個人的の運動行為の仕組みならびに関係性について識(し)り、それらの情報・知識を自分自身のライフスタイルに反映できるようになること。

授業計画と内容

1.人間とはどんな動物か
2.男女間の共通性
3.男女間の差異性 
4.男女間の運動・スポーツ活動
5.スポーツ史における男女 ①未開社会と古代スポーツ史
6.スポーツ史における男女 ②古代オリンピック
7.スポーツ史における男女 ③前近代と近代
8.スポーツ史における男女 ④後近代 
9.スポーツ史における男女 ⑤近代オリンピック
10.スポーツ史における男女 ⑥現代パラリンピック
11.スポーツ史における男女 ⑦日独比較
12.男女の競技・種目の共通化と差別化
13.前期プレゼンテーション
14.前期総括と後期展望
15.現代スポーツの競技と種目の変容:①外へのプロフィール化
16.現代スポーツの競技と種目の変容:②内でのプロフィール化
17.現代スポーツの競技と種目の変容:③運動の構造(運動経過および運動課題)
18.「トップスポーツ」における男女
19.「みんなのスポーツ」における男女
20.スポーツ活動を支える制度・組織における男女
21.人間の運動系の発達①生物学的な視点から
22.人間の運動系の発達②現象学的な視点から
23.人間の運動系の学習①動きの発生
24.人間の運動系の学習②「わかる」と「できる」の関係性
25.人間の運動系の学習③コツとカン
26.後期プレゼンテーション
27.報告書作成
28.前・後期総括

*前期あるいは後期にゲストスピーカーを予定しています。
*学外での見学/実態調査を予定しています。
*計画と内容は適宜変更されることがあります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 20 報告書作成
平常点 60 ゼミにおける積極的関与
その他 20 プレゼンテーション

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストないしは教科書は適宜指示します。必要に応じて資料を配布します。

その他特記事項

受講学生自身が主役と認識し、積極的にゼミ活動に関わること。万難を排し、ゼミに出席すること。

参考URL

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